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【CIVIC NEWS】~霧島市青少年議会開催~若者の視点を市政に

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鹿児島県霧島市

青少年議会議員(以下、「議員」)が市政に提言する霧島市青少年議会が8月18日、市議会議場で開催されました。学生らの市政や選挙への関心を高めようと、市と市議会が主催し8回目を迎えた今回は、市内の中学校・高校・短大など、9校から18人が議員として参加しました。

■若者視点で堂々提言
開会前に議長選出が行われ、議会事務局職員が議会の仕組みやルールを説明。真剣な表情で入念に提言の準備を進める議員らの姿が見られました。
開会後、議員たちは議長の発言許可とともに手を挙げ、登壇。多様なニーズに応じた子育て環境の充実や聴覚障がい者への支援、利便性の高い観光地づくりの取り組みなど、若者が考える市の課題などについて堂々と提言しました。市長の答弁に対し再質問する議員も多く、本会議さながらの熱い議論が交わされました。
池田浩一教育長は「自分自身や身近な人の体験の中で感じたことに問題意識を持ち、前向きな提言をしてくれた。課題を見つけて取り組むときに、常に意識してほしいことの一つが動機。なぜそれを提言しようと思ったのか、提言の意図を意識して、主体的に取り組んでいってほしい」と議員をたたえ、今後の成長に期待を込めました。
子育て世代の休み方について質問した、国分中学校3年の畠中萌依(めい)さんは「仕事で休日に子どもと過ごせない家庭が多い。平日に学校を休み親子が一緒に過ごすラーケーションという制度を広く知ってもらえたら」と話しました。
市は、若者が届けた声をしっかりと受け止め、今後の市政に生かしていきます。

※青少年議会の議事録は、10月末から国分シビックセンター行政庁舎別館3階の教育総務課、市ホームページなどで閲覧できます。

▽主な提言
・交通安全・防犯対策の推進のための取り組み
・市内学生の自転車のヘルメット着用の義務付けとマナー改善について
・世界にひらく、人と自然・歴史・文化がふれあう都市について
・利便性の高い観光地づくりの推進のための取り組み
・霧島の温泉や観光スポットのPRとさらなる活性化について
・霧島市の魅力発信と地域活性化について
・交通の利便性の向上と観光地づくり推進の取り組み
・農業の担い手確保のための取り組み
・多様なニーズに応じた子育て環境の充実のための取り組み
・多様な学びを支援する学習環境の充実のための取り組み
・障がい者の自立と社会参加の促進のための取り組み
・聴覚障がい者への支援について
・スポーツに親しむ環境づくりのための取り組み
・スポーツ施設の拡充と霧島市の活性化について

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