しごと 【特集】女性に選ばれるまち(2)

女性が活躍する企業の例として、株式会社函館丸井今井と函館どつく株式会社を取材しました。

■株式会社 函館丸井今井
代表取締役社長 佐久間真悟(さくましんご)さん

企業理念のミッションは、「こころ動かす、ひとの力で。」
性別や時間的制約の有無等にかかわらず、すべての従業員が活躍できる環境の実現を

函館丸井今井は、三越伊勢丹グループのひとつです。グループの企業理念「こころ動かす、ひとの力で。」のもと、従業員一人ひとりの成長や、ひとの力の最大化こそがグループの成長につながると考え、すべての従業員の活躍を目指し取り組んでいます。
2023年、グループは、女性の活躍推進のための取組みが優れている企業を厚生労働大臣が認定する「えるぼし認定」の最高位3つ星を取得しました。
函館丸井今井は、社員100人のうち91人が女性です。管理職についても、社外から来ている男性3人を除けば、7人のうち5人は女性です。この街で「行きたい」「楽しい」場所であるために、やる気のある人を登用したい。年齢や性別は全く気にしません。
三越伊勢丹グループの福利厚生は手厚く、例えば産前産後や育児休暇は、のべ4年間取得できます。また、デパートの勤務は交代制なので、「家事や育児の都合で勤務日を決められて良い」と話す子育て中の社員も多いです。
私は東京から赴任してきましたが、大都市と比べて函館は職場と住居が近く、職場以外の時間を充実させられるのが魅力です。中途採用で入社される方も多く、Uターンで函館に戻って来た方もいます。
働くことが憧れとなるような職場にしていきたいです。

■函館どつく株式会社
関川玲音(せきかわれおん)さん

函館どつくでは、女性比率10%を目標に掲げ、技術職・技能職の採用を増やしています。私は技能職として採用され、バーナーで鉄板を加熱し曲げる仕事をしています。船首の目立つ場所の部材を自分で作る気分は最高です。以前はパン屋で働いていましたが、給与や福利厚生に魅かれ転職しました。
女性用に更衣室やトイレも改修され、採用される女性は着実に増えています。髪の色などは自由で、生理休暇も取りやすく、最近、友人の女性も転職してきました。
以前は男性ばかりの職場であり、「その仕事女性にできるの?」という見方もあったそうですが、今は違います。女性がいることで職場の雰囲気も明るくなったそうですよ。
函館どつくの女性社員で考えたデザインの作業着が、今年、グループ企業全体で採用されます。女性がいることで変わることはあります。