- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道旭川市
- 広報紙名 : こうほう旭川市民「あさひばし」 令和7年12月号
旭川市立大学に来年4月に開設される「地域創造学部」の学びに関して、地域創造学部の学部長予定者である須田教授にお話を伺いました。
地域創造学部学部長予定者教授 須田孝徳(すだたかのり)さん
■地域創造学部ではどのような人材育成を目指しますか?
地方の人口減少は深刻で、旭川市も例外ではありません。そのような状況では、社会を支える人材も減少し、地域の活力も低下していきます。
この状況を最小限に抑え、持続可能な地域を創っていくことが何よりも必要で、地域を取り巻く課題に主体的に関わり、さまざまな方と協働しながら、豊かな発想力で地域の未来を創る人材の育成を目指します。
■地域創造学部は文系ですか?理系ですか?
本学部は、「文系だけ、理系だけ」という学びではなく、「文系も理系も」学ぶ学部になります。
私自身の経験から、学問分野の垣根を越えることで、視野を広げて物事を捉え、新たな視点も養われていくと思います。
■学びの特徴を教えてください。
大きな特徴としては4つあります。
・デジタル時代の基礎である「数理・データサイエンス・AI」を学ぶこと
・課題発見、解決の活動に「PBL(Project based learning(プロジェクトベイスドラーニング):プロジェクト型学習)」を多く取り入れること
・幅広い視点と柔軟な発想力・表現力を養うため「デザイン思考」を取り入れること
・さまざまな課題に取り組むために、「地域と連携、協力」していくこと
これらの学びで実践力を積み重ねて、社会で活躍してもらいたいですね。
■地域創造学部で取り組んでいきたいことは何かありますか?
「地域との連携、協力」を学びの特徴の一つにしていますので、さまざまな地域の産業界や団体の皆様とも連携し、協力しながら、いろいろなプロジェクトが地域で数多く動いていくような環境づくりに取り組めたらと思っています。そのほか、高校生を対象に9月に行った「AI・IoT・データサイエンスミニキャンプ」というイベントで、データ分析に基づく企画提案やプログラムされたIoT機器の活用をグループごとに体験してもらうなど、本学部の学びを知ってもらうための取組みも行いました。高校生が熱心に取り組む姿勢は頼もしく感じましたので、同様の取組みは継続したいと思います。
■地域創造学部の開設に当たって
このたび、令和8年4月に、旭川市立大学に地域創造学部を開設する運びとなりました。関係各位の皆様には多大なるご支援を賜りまして、改めてお礼申し上げます。
来春から、大学は経済学部、保健福祉学部、地域創造学部の3学部、短期大学部は食物栄養学科、こども地域学科(幼児教育学科から名称変更)の2学科で新たにスタートします。
本学での学びを通じて、変化の激しい時代に適応し、新たな視点を持って社会で活躍できる人材を育成するとともに、知の拠点としてさらなる地域貢献を目指してまいりますので、引き続きご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
公立大学法人旭川市立大学理事長 髙瀬善朗
旭川市立大学・旭川市立大学短期大学部学長 三上隆
動画で紹介!動画でさらに詳しく!(2次元コードは本紙をご覧ください)
詳細:旭川市立大学新学部設置準備室
【電話】48-3121または同大学HP
