くらし あけましておめでとうございます
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道岩見沢市
- 広報紙名 : 広報いわみざわ 2026年1月号
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます
○昨年を振り返って
昨年は、食料品をはじめ物価の高騰が続き、市民生活に大きな影響を及ぼした一年でした。特に米価は、夏の記録的な猛暑に加え、肥料・資材などの生産コストの上昇が重なったことで、取引価格・店頭価格ともに大きく上昇し、その高騰は全国的な関心を集めました。さらに、農業従事者の高齢化や後継者不足に伴う労働力確保の難しさといった構造的な課題も、供給力の低下や価格上昇の一因といわれています。市は、こうした農業を取り巻く厳しい状況を見据え、令和元年より北海道大学およびNTTグループと〝産学官連携協定〟を締結し、最先端のロボット技術やICTを活用したスマート農業の実証に継続して取り組んでまいりました。そして昨年8月にはこの協定を延長し、スマート農業と地域社会DXをさらに推進する新たなステージへと踏み出しました。引き続き、ICTを活用した無人ロボットトラクターの実用化に向けた取り組みや、気象・土壌・作物の生育・農作業・販売など、多様なデータに基づいて作業や経営判断を行う〝データ駆動型農業〟の推進を図り、気候変動や労働力不足などのさまざまな課題に対応した、持続可能な農業の実現を目指してまいります。
○新病院開院への確かな一歩
昨年10月、新病院建設工事の起工式が行われ、令和10年秋の開院に向けて工事が本格的にスタートしました。これから開院までの間、着実に工事を進めるとともに、進捗状況を随時お知らせしてまいります。
また、新病院の開院に先立ち、今年4月には市立総合病院と北海道中央労災病院が経営統合します。北海道中央労災病院での診療は順次終了し、市立総合病院で患者の受け入れを継続しながら、質の高い医療の提供に努めます。
この統合により、一つの病院として経営の安定化を図り、南空知医療圏における急性期医療をはじめとする地域医療を引き続き守り、担ってまいります。
○命を学び人生をデザインできるまちへ
市はこれまで、こども子育てひろば〝えみふる〟を中心に、安心してこどもを産み育てられるまちを目指して取り組みを進めてまいりました。
昨年は、中学生が赤ちゃんとの触れ合いを通して命の大切さを学び、将来の妊娠・出産・子育てを自分ごととして考える機会とする〝ライフデザイン支援事業〟を開始しました。助産師による講話に加え、赤ちゃんと保護者の方にご参加いただき、抱っこ体験や質問を通して生の子育てに触れたことは、中学生にとって大変貴重な経験となり、好評を得ました。市は引き続き、妊娠前から出産、子育ての各段階において、切れ目のないサポートを行ってまいります。
○持続可能なまちづくりへの挑戦
今年は、昨年改定した中長期財政計画のもと、これまでの取り組みをさらに発展・深化させるとともに、新たな課題や価値観に柔軟に対応しながら持続可能なまちづくりを進めてまいります。
また、南空知定住自立圏を形成する近隣市町との連携、健康ひろばを中心とした健康づくりの推進、地域社会DXによる行政サービスの利便性向上など〝人と緑とまちがつながりともに育み未来をつくる健康経営都市〟という将来都市像を皆さまと共有し〝オール岩見沢〟〝チーム岩見沢〟で施策を推進してまいります。
結びに、市民の皆さまにとって、本年が希望に満ちた輝かしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
■令和7年を振り返る
・8月7日 小学生と市長の夏休みトーク
参加した小学生6人と、人口減少や学校施設の整備などをテーマに楽しく意見を交わしました。
・10月29日 新病院建設工事起工式
令和10年秋の開院に向けて、10月に新病院建設工事の起工式が行われました。
令和8年 元旦
岩見沢市長 松野哲
