健康 こころもからだも健康にHEALTHY講座

テーマ:たんぱく質の話
1.身体に必要なたんぱく質量は?
基準:成人男性…1日60g、成人女性…1日50g
(※妊娠・授乳期や体型、仕事内容によっては、より多くのたんぱく質が必要です。)
1〜2歳:20g、3〜5歳:25g、6〜9歳:30〜40g、10〜14歳:50〜60g、
15〜17歳:55〜65g(※発育発達、運動量などにより適切な量には個人差があります。)

2.手のひらサイズを目安に
普段よく食べる食材は、たんぱく質量をあらかじめ覚えておくと便利です。
肉や魚は手のひらサイズで重さ約100g、含まれるたんぱく質量は約20gと推測できます。
必要なたんぱく質が取れているかを大まかに把握し、足りない分は適宜補う習慣をつけることが大切です。

3.子どもにも大人にもとっても大事なたんぱく質
たんぱく質は筋肉や骨の成長に欠かせないだけではなく、子どもの心の成長、大人の心の安定にも密接に関わっています。
たんぱく質には、心を安定させる「セロトニン」や、やる気を引き出す「ドーパミン」などの脳内神経伝達物質の分泌を促す働きがあります。
これらがきちんと分泌されることで自律神経のバランスが整い、心身の調子や睡眠リズムの安定へと繋がります。

4.朝ご飯で必ずたんぱく質を取りましょう
たんぱく質の働きを高めるには、朝食でしっかりとたんぱく質を摂取することが大切。エネルギー代謝を助けたり、筋肉をつくったり、貧血を予防します。プラスするなら手軽なものもOK。

★朝ご飯にオススメ★
焼き魚、卵(良質たんぱく質が豊富)
ヨーグルト、チーズ(乳製品)
ツナ缶(お手軽)