くらし 認知症について、一緒に考えてみませんか?

「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、9月21日は「認知症の日」、9月は「認知症月間」と定められました。認知症への理解を深め、本人や家族に対する支援を充実させるため、日本各地でさまざまな啓発活動が行われ、市でも認知症について“知る”、“相談できる”機会づくりを進めています。

■「年のせい」「仕方ない」と思っていませんか?
認知症があっても、急に何も分からなくなることはありません。
周りの理解と協力があれば、これまでどおりの暮らしを続けることができます。
早めに相談することで、これからの暮らしに向けた備えや選択ができます。
気になることがあれば、一人で抱え込まずご相談ください。

◇相談できる場所
・美唄市地域包括支援センター【電話】68-8297(月~金曜日8時45分~17時15分)
・おれんじカフェぴぱ【電話】62-5580(火曜日のみ11時~15時)
・美唄市保健センター【電話】62-1173(月~金曜日8時45分~17時15分)

3月に発行した「地域包括ケア漫画 第3話」では、実在の方をモデルに、認知症の診断を受け認知症カフェに参加する中で、自分にできること、役割を持つことで自信を取り戻していく様子を紹介しています。身近な視点から認知症を理解するきっかけとして、ご覧ください。
※第1話は医療や介護、地域の支えなどの地域包括ケアを利用して在宅生活を続ける様子、第2話は90歳を過ぎて自宅で暮らすために介護予防に取り組む様子が描かれています。漫画は市役所1階ロビーまたは(4)窓口に設置しています。

■見守り声かけ模擬訓練
認知症について理解を深め、認知症の人が道に迷っているときの気持ちに配慮した見守りや声かけの方法を学び、実践することができるよう、訓練を実施します。
日時:9月6日(土)9時~正午
場所:総合福祉センター
内容:
・北海道認知症グループホーム協会会長、美唄警察署員による講話
・捜索模擬訓練
申込締切:9月3日(水)

申込・問合せ:地域包括支援センター
【電話】68-8297