- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道歌志内市
- 広報紙名 : 広報うたしない 令和7年12月号
今回は『睡眠と健康』についてです。
睡眠には心身の疲労を回復させる働きがあり、健康な心身を維持するために欠かせないものです。
しかし、令和5年度の国民健康・栄養調査によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の方の割合は、男性で38.4%、女性で43.6%となっており、“適正な睡眠時間の確保”と“睡眠休養感(睡眠で休養がとれているという感覚)の向上”が課題となっています。
■睡眠の目安時間等について

出典:厚生労働省『健康づくりのための睡眠ガイド2023』
睡眠不足や質の悪い睡眠が続いてしまうと、日中の眠気・疲労に加え、様々な心身の不調を引き起します。
また、睡眠不足が慢性化すると、肥満・高血圧・糖尿病・心疾患などの発症リスクの上昇や症状の悪化を招き、死亡率の上昇に関与することが明らかになっています。
■睡眠不足と生活習慣病の関係について

■良質な睡眠のために

眠れない、何度も起きてしまうなど睡眠障害の症状は、こころの病気の症状として現れることがあります。
逆に睡眠障害のある人は、うつ病にかかりやすいことも分かっています。睡眠障害の症状がある方は、放置せず医療機関に相談してみましょう。
問合せ:保健介護グループ(市役所2階)
【電話】74-6616
