くらし 協力隊とごいっしょに No.25

■「郷土館のお客様たち」
あまり知られていないことですが、郷土館には札幌や旭川だけではなく、道内の遠くのまちや、道外からも、お客様がたくさんいらっしゃいます。
郷土館に来てくださった理由を、差し支えのない範囲でお伺いすると、その理由も様々です。
鉄道愛好家のかたがたは、歌志内線の廃線跡に興味をもって訪ねてきます。
一番多いのは、国道38号と国道12号を往来するかたがたが「車で行けそうな所をグーグルマップで見つけて来ました」という答えです。広報メディアとしてグーグルマップの発信力は大きいです。
海外からのお客様もお見えです。圧倒的に中国の方が多く、英語を流暢(りゅうちょう)に使われます。簡単な中国語を交えてお話しすると、喜んでくださいます。そして、日本遺産「炭鉄港」に深く関心を持ってくださいます。
産業を通して「近代日本とは何か?」と北海道から未来に向って問いかける「炭鉄港」は、旧産炭地の歌志内を世界史の交差点として、強く印象づけます。
三島由紀夫(みしまゆきお)や村上春樹(むらかみはるき)のことが話題に上る外国のお客様と接することで、歌志内がどのようにして世界に通じるように語るべきなのか、日々勉強です。

〔地域おこし協力隊 石井泰紀〕