- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道歌志内市
- 広報紙名 : 広報うたしない 令和7年5月号
この時期は、冬眠から目覚めたヒグマがエサを求めて活発に活動するようになります。
近年、市街地やその周辺でヒグマの目撃情報が増えていますので、ヒグマからの「被害防止」について正しい知識を持ちましょう。
■ヒグマに遭遇した場合
・遠くに見つけたら冷静に立ち去る
・ヒグマがこちらに気づいた場合、ゆっくりと後退して静かに立ち去る
・襲われてしまったら頭や顔を覆い、地面にうつ伏せになり、致命傷を防ぐ
※北米では、襲われてしまったら、首の後ろを手で覆い、地面に伏して、頚部(けいぶ)、後頭部への致命傷を防ぐ方法を勧めています。攻撃を止めるためには、クマ撃退スプレーが有効です。
■野山でヒグマに出会わないようにするためには
・事前にヒグマ出没情報を確認する
・1人で野山に入らず、複数人で行動する
・薄暗いときに行動しない
・ごみを放置しない
・フンや足跡などの痕跡を見つけたらすぐに引き返す
■ヒグマを引き寄せないために
・ごみ出しのルールを守る
・家庭菜園の作物を外に放置しない
・お墓のお供え物は持ち帰る
■やってはいけないこと
・近くで大声を出さない
・背中をみせて走って逃げない
・子グマに近づかない
【ヒグマの生態】
群れを作らず単独や親子で行動し、大半は警戒心が強く人を避けて森林に生息していますが、人への警戒心が弱いヒグマも増えています。
ヒグマを目撃したり、フンや足跡などの痕跡を見つけたら赤歌警察署(【電話】32-0110)へご連絡ください!
〔ふるさと振興グループ〕