文化 「炭鉄港」って、なに? その6

■「活用し、市民の暮らしとつながるストーリー・日本遺産」
「炭鉄港」は文化庁の定める地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語り伝えるストーリー「日本遺産」に認定されています。
日本遺産は、今までの「文化財保存・保護」に重点を置くのではなく「文化財の活用・地域住民の暮らしとの密接なストーリー」を重視している点が、今までの文化財のあり方と違うところです。
本市ではこの「炭鉄港・日本遺産」の構成文化財として、皆さんよくご存知の旧上歌会館(悲別ロマン座)を文化庁に申請し、いよいよ7月には正式に認定される予定となっています。
文化財を「活用」し、「地域住民の暮らしとの密接なストーリー」が語られるという点で旧上歌会館(悲別ロマン座)は、まさに構成文化財にふさわしい建造物ではありませんか。
北海道では6か所、日本全国では105か所の地域やストーリーが文化庁から認定を受けています。
その炭鉄港・日本遺産の構成文化財が私たちの住む歌志内にあるということはたいへん名誉なことであると同時に、今後、この建造物を活用し、周辺のストーリーを深めてゆく、という責任も生まれて来ます。
これからの炭鉄港の活動は市民みんなが関わってゆく必要がある、ということです。

〔地域おこし協力隊 石井葉子〕

私たちみんなの「炭鉄港・日本遺産」を考えるきっかけとして、小さなコンサートを開きます。日本遺産・構成文化財認定を喜び願う気持ちで、ぜひいらしてください。お弁当、キャンプ用のイスなど各自持参して、ピクニックしながら音楽に耳を傾けましょう。

◇「炭鉄港加入おめでとうルピナスまつりコンサート」
日時:6月15日(日)10時~14時開館(コンサート11時~12時30分)
場所:旧上歌会館(悲別ロマン座)前庭 歌志内市字上歌1番地5
※雨天の場合は室内
出演:
・小松崎健(ハンマーダルシマー・アイルランドの民俗楽器)
・浜田隆史(ギター)
参加費:無料
主催:歌志内市、地域おこし協力隊 石井葉子、ボランティア団体ウタピリカ

問合せ:地域おこし協力隊 石井葉子(ふるさと振興グループ)
【電話】42-3215