- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道恵庭市
- 広報紙名 : 広報えにわ 令和8年1月号
■実在する商品をミニチュアに
本物凝縮作家 あやかずきん
渡辺彩花さん(ミニチュアクリエイター)
広報えにわ12月号の表紙を飾った、クリスマスの雰囲気あふれるミニチュア作品を制作してくれた渡辺彩花さん。地元のお店の商品をミニチュア雑貨として再現する“本物凝縮作家 あやかずきん”として活動しています。今回は、そんなあやかずきんさんの作品づくりの魅力を紹介します。
・渡辺彩花(わたなべあやか)
恵庭市出身、2003年2月18日生まれ。
小学4年生から樹脂粘土でミニチュア作品の制作を続け、2022年に「ミニチュアクリエイター」の民間資格を取得。現在は“本物凝縮作家 あやかずきん”として作品の制作や販売を行っている。
▽樹脂粘土との出会い
彩花さんがミニチュア作品の制作を始めたのは、小学4年生のころ。祖父母からプレゼントされた樹脂粘土を手にしたとき、「何を作ろうかな」と考えていたところ、父が趣味で集めていたミニチュア雑貨が目に入り、「これをまねして作ってみよう!」と思ったことがきっかけでした。定規などの文房具をデコレーションするために、ドーナツやかつ丼などの食品サンプルを作るうちに、作品はどんどん小さくなっていきました。
▽初めての展示会
その後も趣味としてミニチュア制作を続けてきた彩花さんは、2022年2月に民間資格であるミニチュアクリエイターを取得しました。
多くの人に作品を知ってもらう転機となったのが、同年12月に恵庭郵便局で開催された「恵庭郵便局×あやかずきん ミニチュア展」です。当時、大学2年生だった彩花さんは、郵便局でアルバイトをしていた縁から展示会の話が持ち上がり、開催に至りました。会場には、ゆうパックなどの郵便商品のほか、トモエベーグルのベーグルなど、地元のお店の商品をミニチュアにした作品が並び、来場者の関心を集めました。
▽企業の商品とのコラボ
2023年からは「本物凝縮作家 あやかずきん」として、本格的に活動を開始します。
地元の人々とのつながりをきっかけに、市内のお店の商品を次々とミニチュア化。N42°、みなみでかふぇ、おむすびすみす、えにぱんなど、地域で親しまれている商品のミニチュアを制作し、販売も行っています。ミニチュアは1〜2センチほどの指先サイズ。恵庭市を拠点に、市外のさまざまな企業ともコラボを展開しています。
地元企業とのコラボの魅力を尋ねると、「ミニチュアを見て、実際にある商品だと知ったお客さんが“食べに行ってみよう”と思ってくれることがあります。自分の作品がきっかけでお店を知ってもらえるのがうれしいです」と話してくれました。
▽今後の展望
ミニチュア作品の魅力について彩花さんは、「本物が凝縮された小さな世界が魅力です。実在する商品だからこそ、味や体験を具体的に思い描けますし、そのお店へ足を運んで“本物”を味わえることは、あやかずきんならではの唯一無二の作風であり、新たなミニチュアの楽しみ方です」と語ります。
現在は、高校1年生の妹・千夏さんも「ミニチュア折り紙作家ちなゆきひめ」として活動に参加。指先ほどのサイズに折り込まれた折り紙のアクセサリーなど、独自の世界観で作品を制作しています。
彩花さんへの「作品を作ってほしい」「ミニチュアを購入したい」といった依頼は、専用ホームページから受け付けています。さまざまなコラボ作品も販売されていますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
あやかずきんのホームページはこちら
※詳しくは本紙二次元コードをご確認ください。
