- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道北広島市
- 広報紙名 : 広報北広島 2025年12月1日号
1万円未満は省略しています。「市民1人当たり(の金額)」は、それぞれの額をかっこ内の人口で割っています。(令和7年3月31日現在の人口5万6323人)
◆令和6年度 一般会計の決算
◇歳入 337億4,286万円
前年度321億7,836万円

◇歳出 333億7,207万円
前年度317億3,538万円

主な使い道:
・防災食育センターの建設工事など…21億3,298万円
・JR北広島駅西口の活性化など…1億9,816万円
・旧島松駅逓所の大規模改修…1億2,127万円
◇財政が健全かを判断する指標
市の財政状況は、財政健全化判断比率で示されます。4つの指標のいずれかが早期健全化基準を超えた場合などは、財政健全化計画を立てなければなりません。財政再生基準を超えた場合は、国の監督下で財政を立て直すことになります。
公営企業の経営状況は、資金不足比率で示され、市の水道、下水道会計ともに資金不足なしとなっています。
財政健全化判断比率(数値が低いと良好)

◆令和6年度 特別会計の決算
特定の経費を一般のものと区別して処理する会計で、令和6年度は全ての特別会計で赤字はありませんでした。国民健康保険と介護保険では、国の交付金などを精算し、今年度に返還する分を含んでいます。

◆令和6年度 企業会計の決算
使用料収入などにより、独立採算制で運営するための会計で、水道事業会計と下水道事業会計があります。
資本的収支の差し引き分は、損益勘定留保資金などで補てんしました。
・収益的収支…事業を運営する収支
資本的収支…施設を整備するための収支
損益勘定留保資金…減価償却費など、現金支出せず内部に留保している資金

◆基金 残高45億1,854万円
市民1人当たり約8万円
家計で例えると、預貯金に当たります。
将来予定している大型事業や安定した財政運営のために積み立てています。令和6年度は財政調整基金などを取り崩した一方、目的に合わせて各基金に積み立てを行い、全体としては増額となりました。
令和6年度決算額(一般会計・特別会計)

◆市債 残高408億2,961万円
市民1人当たり約72.5万円
家計で例えると、住宅ローンなどに当たります。公共施設を整備するためなどに、市が借り入れる長期の借入金です。
令和6年度は、一般会計で新たに22億7,120万円を借り入れました。そのうち建設事業に関連する借入額は、前年度より6億4,090万円少ない22億1,500万円でした。
令和6年度末残高

◆令和7年度 予算の執行状況
予算の収入・支出状況(9月30日現在)

市長選挙を控えていたため、当初は義務的な経費を中心とした骨格予算でした。選挙後の補正予算では、全小・中学校へのエアコン整備や公共施設のLED化などを実施するための費用を計上しました。
◇一般会計の補正額は、6億3,899万円
・小・中学校へのエアコン設置にかかる経費
・子ども医療費助成の拡大にかかる経費
・クリーンセンターの施設更新にかかる経費 など
◇特別会計の補正額は、1億841万円
・国民健康保険…国庫支出金・道支出金の返還金
・介護保険…補聴器購入費助成にかかる経費 など
市税の収納状況(9月30日現在)

詳しくは、市ホームページからご覧になれます。
問い合わせ:財政課
【電話】372~3311・内線3653
