- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道泊村
- 広報紙名 : 広報とまり 令和7年9月号
■~9月10日から16日は、自殺予防週間です。~
身近な人から「死にたい」と訴えられたり、自殺の危険があると思われる人に会った時、自分自身が不安になり、つい相手の気持ちを否定したくなって、「大丈夫。頑張れば元気になる。」などと励ましたり、「死ぬなんて考えるな。」など叱ったりしがちです。
しかし、それでは、せっかく開き始めた相手の心が閉ざされることになります。「もしかして、死んでしまうのでは…?」と心配している人への対応は、TALKの原則に沿って話すことが望ましいとされています。
〈TALKの原則〉
・Tell(伝える)
相手を心配していることを言葉で伝える。
・Ask(たずねる)
「死にたい」という気持ちがあるか、はっきりとたずねる。真剣に対応すれば、話題にしても自殺予防につながる。
・Listen(傾聴する)
話を逸らしたり遮らず、叱責や助言などをせずに、相手の絶望的な気持ちを徹底的に受け止めて話をよく聞く。
・Keep safe(安全を確保する)
少しでも自殺の危険を感じたら、相手の安全を確保し、医療機関などにつなげる。
身近な人の様子を見ていて「いつもと違うな」と思ったのであれば、「心配している」と声をかけてあげてください。それだけでも、誰かの命を救う一助になります。
相談先:泊村役場 健康支援課健康支援係 保健師
【電話】65-2278