くらし 栗山中学交3年生が外国人向け防災ポスターを制作

▼言葉に壁のある外国人に、日本の防災を知ってほしい
栗山中学校(長崎卓也校長)の3年生が、英語の授業で外国人向けの防災ポスターを制作しました。
英語の教科担任の山下穂菜美教諭と外国語指導助手のルース・シャンドさんが、防災のために自分たちができることは何かを生徒に考えてもらおうと授業に取り入れたもので、生徒たちは、言葉に壁のある外国人のために、避難所の場所を事前に知っておくことや備蓄の重要性、緊急時のルールなどを約3時間かけてポスターにまとめました。

制作にあたった佐藤あおいさんは「ポスターを制作する過程で実際に消火器の使い方を見てみるとイラストがあってわかりやすいけど日本語の表記しかないことに気づきました。英語表記や二次元コードを表示して動画サイトが見られるようになると外国の人に伝わりやすくなると思います」と話してくれました。
また、シャンドさんは「生徒一人でなく、みんな一緒になって話し合うことができたので、生徒はより深く学びを得られたと思います。日本語を知らない外国人が多いことを知ってもらう良い機会になりました」と嬉しそうにしていました。

制作されたポスターは、役場ロビーのデジタルサイネージに年内掲示する予定です。