- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道雨竜町
- 広報紙名 : 広報うりゅう 2026年2月号
昨年で20周年の節目を迎えたレトロコミュニティ「豆電球」が、令和7年12月22日をもって今季の営業を終了し、店主の宮口正道さんと由己江さんが、高齢を理由に引退されました。
「豆電球」は木工や修繕が好きな正道さんと、お花が好きで造園を担う由己江さんが、1年かけて旧雨竜中学校校舎を修繕し、平成17年6月にオープン。店名には「豆電球のように小さくても、周囲を温かく照らす存在でありたい」という思いが込められています。
開店の年に台風で屋根が飛ばされたり、至るところで雨漏りしたりなど苦労も多くありましたが、「大変だったけれど、今思えばすべてが楽しい思い出」と振り返ります。テレビ番組での紹介や口コミを通じて来店者は年々増え、近年はマルシェの開催などにより、年間1万6千人が訪れる交流の場へと成長しました。
引退後も、ものづくりを趣味として続けながら、今後は出店者として関わることで、これまで来てくれていたお客さんとの繋がりをつくっていきたいと考える宮口さん。「皆さんのおかげで20年と6か月、楽しく続けてくることができました。今後は、引き継いでくれる人のバックアップをしていきたいです。地域の皆さんには、これからの豆電球を応援していただきたいと思っていますし、私たちも応援していきたいと思っています」と話してくれました。
春からは札幌市より雨竜町へ転入される髙橋政人さんと紗絵子さんご夫婦が事業を引き継ぎ、豆電球の灯りは、これからも地域をやさしく照らし続けます。
