- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道比布町
- 広報紙名 : 広報ぴっぷ 2025年10月号(805号)
スポーツや文化活動に打ち込む子どもたちの夢をかなえるプロジェクト
●ワタキューセイモア
百町善明さん
平成28年からワタキューセイモア株式会社ソフトテニス部の女子監督兼総監督を勤め、実業団選手権大会で女子チームを連覇に導く。
●ワタキューセイモア
原口美咲さん
ワタキューセイモア株式会社ソフトテニス部の副主将として活躍。今年の全日本選手権で優勝し日本一に輝く。平成12年生まれ・福岡県出身。
●ワタキューセイモア
村上亜優さん
今年からワタキューセイモア株式会社ソフトテニス部に所属し、各種大会で好成績をおさめる。平成15年生まれ・島根県出身。
9月14日・15日、町民テニスコートで『君の夢プロジェクトソフトテニス部編』が行われ、部員や少年団員ら延べ41人が参加しました。
このプロジェクトは、スポーツや文化活動の「プロ」による指導や講話を通じて、子どもたちが「本物」に触れることを目的としています。
今回は、ワタキューセイモア株式会社ソフトテニス部に所属し、8月末に開かれた全日本社会人選手権大会で優勝した原口美咲選手、全日本インカレ団体優勝経験を持つ村上亜優選手、そして百町善明監督が来町。部員たちは、3人から直接技術指導を受けるという貴重な機会に恵まれました。
練習はグランドストロークからスタートし、乱打、レシーブ、ボレー、スマッシュ、サーブまで実践的なメニューを、選手と一緒に行いました。
百町監督は「指導者の考え方は人それぞれ。自分の頭で考えて、試しながら楽しんで練習することが大切」とアドバイスを送りました。
9年生の平尾紅葉さんは、サーブのトスに悩んでいましたが、原口選手から「手にひよこをのせて上げるイメージで」と指導され、実際に改善することができたとのこと。「一流の方に悩みを相談してアドバイスをもらえて良かった。生で見て学び、実践することで技術が上がったのがわかりました。とても貴重な機会でした!」と笑顔で話してくれました。
二日間の集中練習を通して、子どもたちの表情には自信と達成感があふれていました。
