健康 こんにちは保健師です

皆さんが健康で元気に過ごすための役立つ情報をお届けします

■冬に流行する感染症にご注意を!
寒さや乾燥が厳しくなる季節になりました。感染症はウイルスや細菌が主な原因のため季節に関係なく発生しますが、ウイルスや細菌は低温や低湿度の環境を好むことから夏よりも長く生存し、冬の方が感染力が強くなります。また、冬は空気が乾燥し、せきやくしゃみの飛沫が小さくなるため、より遠く、より広範囲にウイルスが飛ぶようになります。加えて、寒くなって体温が下がるとウイルスや細菌に対する免疫力が落ちてより感染しやすい状態になりますので、日頃から体調を整え、感染症に負けないように準備をしておきましょう。

■冬に流行しやすい代表的な感染症
▽インフルエンザ
冬に流行する代表的な感染症です。インフルエンザは大別するとA型、B型、C型、D型の4種類。その年によってはやる種類が異なり、予防接種しても別の型でかかる場合があります。また高齢者は肺炎を発症して重症化することも珍しくありません。
感染経路:飛沫感染、接触感染
症状:38℃以上の発熱、頭痛、関節痛など、風邪の症状と似ている鼻詰まりやせき、のどの痛みといった一部分の症状ではなく、全身の倦怠感が特徴です。

▽感染性胃腸炎(ノロウイルス)
細菌やウイルスなどの感染によって起こります。高齢者の場合、嘔吐したものを誤嚥(ごえん)して肺炎を合併するリスクが高いため注意が必要です。大変感染力が高く、ワクチンもありません。
感染経路:経口・空気・接触・飛沫感染
症状:嘔吐や下痢の症状が現れます。おおむね1~2日の潜伏期間を経て発症し、嘔吐や下痢による脱水症状も起こります。

▽RSウイルス
子どもだけでなく、免疫力が低下している高齢者もかかりやすい病気です。子どもと祖父母が同居している場合、面倒を見る機会が多い祖父母は接触の機会が多いため感染しやすくなる背景があります。
感染経路:飛沫感染、接触感染
症状:鼻水、くしゃみ、発熱、のどの痛みなど風邪の症状と似ています。

■感染症は予防が重要!
新型コロナウイルス感染症が世界的大流行した際に手洗い、マスク着用で代表的な感染症がほとんど発生しなかった時期がありました。その頃を思い出して感染症が流行しやすい時期は予防に力を入れましょう。

■必要なときは救急車を呼びましょう!
冬期は急な体調不良やけがをしやすい時期でもあります。いつもと違う、様子がおかしいなど、高齢者は特に自覚症状が出にくい場合もありますので、必要なときはかかりつけ医にすぐに相談する、また救急車での病院受診をためらわずにしましょう。

問合せ:地域包括支援センター(福祉子育て支援課)
【電話】56-2022