くらし 新しい地域おこし協力隊員を紹介 東京での経験を活かし、集える居場所づくりを

◆地域おこし協力隊員のプロフィール
氏名:櫻井香里(さくらいかおり)さん
出身:京都府
転入前居住地:東京都
趣味:友達と家やお店で飲み会
特技:料理、すぐ顔を覚えられること、自転車でどこまでも行くこと
最近始めたこと:
・和寒に来てから、空が広いことを思い出したので、空を眺めています
・移住ブログを始めたい

令和7年9月11日委嘱

◆櫻井さんからのメッセージ
東京から子ども3人(小学2、小学1、年少)と夫との5人家族で引っ越してきました。
毎日子ども達が好き勝手大騒ぎで、本当に騒がしく申し訳ありません。都会では、24時間どこへいっても人が多く、子ども達の遊び場も学校も溢れかえっていました。こちらへ来て、自由に走り回れたり、学校へ行く道一つとっても、自然豊かで四季を感じられ、生きながらにして学ぶことが多く、子ども達もみんな優しくて、夜になれば空を見上げたら満点の星に感動しました。忘れていた本当の豊かさの意味を思い出しました。
これからもたくさんのことを教えていただき、この町で過ごしていきたいので、よろしくお願いします。

〔Q〕和寒町の印象を教えてください。
〔A〕空が広く、自然に囲まれ、移住前に訪れた2回とも晴天に恵まれてこの町に呼ばれているように感じました。町の皆様が本当に優しく、すぐに声をかけてくれる環境で、この町で子育てをしていきたいと思いました。
〔Q〕地域の方々との交流を深めるために、今後どのような取り組みを考えていますか?
〔A〕子どもだけではなく、色々な世代の方の居場所が大切だということを東京にいた時にも感じていました。
その中で食が繋いでくれる居場所というものもたくさんあると思うので、私の出来ることを最大限に活かしながら、この町にある食資源を通じて、たくさんの人達が集える居場所づくりが出来るように力を発揮していきたいと思っています。
〔Q〕地域の方々との交流を通じて、今後何を学んでいきたいですか?。
〔A〕私は、都会のど真ん中に20年程住んで生活してきました。
都会に住んでいると、そこから離れる勇気がどんどん無くなっていったのですが、私は今回、子どもが学校に行きたくないという気持ちを通じて、都会での生活を見直すことにして、和寒に移住しました。
移住して早々、こちらへ来て本当良かったと思う日々です。私の周りでも都会での生活に疑問を抱いている人もいるので、地域の方々に生活の仕方をたくさん教えていただき、私なりに子育てにおける人生の豊かさについて、考え学んでいきたいと思っています。