子育て シリーズ連載第1回 美幌町が目指す義務教育学校による小中一貫教育

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現在、美幌町には5つの小中学校があります。全国的に見て少子化が急速に進んでおり、美幌町も例外ではない状況です。また、小学校から中学校への進学時における環境の変化への不適応(中1ギャップ)なども課題となっています。
こうした状況を踏まえ、美幌町としては、小中学校5校を1校に集約し、9年間を見通した段差のない連続性・系統性のある「義務教育学校による小中一貫教育」を推進することとしました。今月号より、義務教育学校に関する町の取組状況を連載でお知らせします。

◆これまでの取り組み
▽令和6年7月
・小中一貫教育推進ビジョンを策定
小中一貫教育推進のための基本的な考え方(目指す子供像)をまとめました。

▽令和6年10月~令和7年3月
・内部開校検討委員会を設置
義務教育学校整備基本方針の策定のため、学校関係者で組織する委員会を設置し、議論を重ねてきました。

▽令和6年12月、令和7年2月
・町民説明会を開催
ビジョン及び義務教育学校整備基本方針案について町民の皆様へご説明し、様々なご質問・ご意見をいただきました。義務教育学校については、既存の学校施設敷地における利点や課題等を整理した上で、美幌小学校を整備候補地とする町の考えをお示ししました。

▽令和7年3月
・義務教育学校整備基本方針を策定
義務教育学校整備のための基本的な考え方(目指す学校像)をまとめました。

◆今後のスケジュール
▽令和7年5月~
・開校検討委員会を設置
学校・教育関係の代表者、学識経験者、子育て世代、一般公募など計22名で組織し、基本構想の内容等を議論します。取組状況については、町民説明会等により町民の皆様へお知らせし、ご意見をいただきます。

▽~令和8年3月
・基本構想を策定
町民説明会(意見交換会)やパブリックコメント等を通じて町民の皆様のご意見をいただきながら進め、義務教育学校の整備予定地を決定します。その上で、義務教育学校による小中一貫教育の推進に関する具体的な内容を盛り込んだ基本構想を策定します。

▽令和8年度~
・開校準備委員会を設置(~令和10年度)
開校準備のための委員会を組織し、専門部会による開校に必要な事項の整理・検討を行います。

・設計・施工(~令和12年度)
基本設計・実施設計・整備工事を行います。

▽令和13年度
・開校
グラウンド、駐車場などの整備

詳しい情報は町ホームページに掲載しています。

問合せ:学校教育課 総務G
【電話】77-6556