くらし 令和7年度 自治会長会議
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道様似町
- 広報紙名 : 広報さまに 令和7年8月号
令和7年度の自治会長会議が6月26日(木)に中央公民館文化ホールで行われました。その内容を要約してお知らせします。
■町長あいさつ
あいさつの中で、交通事故死亡ゼロの記録が5月10日で500日を達成したこと、昨年6月25日に誕生した日高山脈襟裳十勝国立公園が1周年を迎え、国内外からの来客が増えていること、昨今の物価高騰に対する生活支援について、人口減少対策として結婚・出産・子育て・教育と切れ目のない支援を推進することが伝えられました。
■自治振興奨励金の交付
自治振興奨励金は、各自治会に、平均割3万円と世帯割(1世帯200円)を交付しています。この他に生活館の維持管理を行っている自治会に対し、利用頻度や面積などに応じて、生活館等環境整備費を交付しています。今年度は、これらを合わせた、総額164万6600円が各自治会に交付されました。
■自治会要望の回答
自治会要望件数は、継続と新規を合わせて87件でした。
要望事項回答書は、各自治会長にお渡ししています。内容については、各自治会または企画調整課広報広聴係にお問い合わせください。
■町政懇談会の開催
町政懇談会開催について、希望するとご回答いただいた大通1丁目公営住宅自治会とは、5月18日(日)に開催済みです。
各自治会および連合自治会で開催要請がありましたら、随時対応いたします。希望される自治会は、企画調整課広報広聴係までお問い合わせください。ご連絡をお待ちしております。
■北海道町内会連合会共済
北海道町内会連合会共済への加入状況は、20自治会で個人加入856人、役職加入173人、合計1029人となっています。
■さまに乗合ワゴンの利用実績について
町内の交通空白地域の解消と高齢者など移動手段を持たないかたがたの、日常生活における『足』を確保することを目的として、令和6年5月20日から試験運行を開始した「さまに乗合ワゴン」。令和6年度の利用実績については、利用者数が547人、実利用者数が53人となりました。試験運行開始当初2か所だった乗降場所を、同年11月から10か所にしたことで、11月以降の利用者数増加につながりました。利用者からは、「便利で助かる」という声をいただく一方で、「利用方法や乗降場所がわかりづらい」との声があり、周知が不十分であることが課題だと説明されました。今後も改善を図っていきたいと伝えられ、自治会での行事などで利用を呼びかけていただくようお願いがされました。
■自治会街灯電気料金 支払い方法の変更について
現在の支払い方法は、自治会で電気料金の支払いを行っていただいたあと、半年に一度町が清算する方法で、実質町が全額負担をする形になっています。しかし、清算が半年に一度のため資金繰りが厳しいとのご意見を複数の自治会でいただいたこともあり、令和8年4月より清算による支払いを廃止し、町が直接電気料金を支払う運用に変更することが説明されました。
■避難行動要支援者名簿及び個別避難計画の配布について
町では災害時における避難行動要支援者(災害からの避難時に特に支援を必要とするかた)の支援を迅速に行うため、避難行動要支援者名簿を作成し、名簿登載者一人ひとりの個別避難計画の作成を進めていることが説明され、本会議にて自治会ごとの避難行動要支援者名簿及び個別避難計画が自治会長に配布されました。
■冬島~旭間 国道通行止め基準の変更について
今までの基準では、「連続降雨量100ミリメートルで通行止め・1時間に2ミリメートル以下の降雨が3時間続いた場合、連続降雨量はリセットされる」となっていましたが、これからの基準では、前述の基準に加え、「連続降雨量がリセットされた場合でも、土壌雨量指数(降った雨が土壌中に水分量としてどれだけ溜まっているか数値化したもの)が大きい場合は、連続降雨量80ミリメートル程度の雨でも通行止めとなることがある」と説明されました。