くらし 【TOPIC】投票率から見る様似町の選挙の現状

■9月28日、任期満了に伴う様似町長選挙が執り行われ、現職の荒木輝明町長が再選を果たしました。
近年、国政選挙・地方選挙ともに投票率の低下が問題となっていますが、様似町においても例外ではありません。

〔図1〕は、過去70年間における様似町長選挙の投票率の推移です。1955年から1984年まで、投票率は90%を越えていましたが、平成に入った2000年以降は著しく低下傾向にあり、近年の町長選挙においては70%台で推移しています。先般の町長選挙とピーク時の1967年の投票率を比較してみると、およそ20%減少していることがわかります。一般的に自治体選挙の投票率は、都市部よりも、住民との距離が近く、存在を身近に感じられる地方の方が高いとされていますが、時代の変化とともに価値観の多様性やプライバシー意識の高まりなどが、地域とのつながりを希薄化させ、帰属意識にも影響をもたらしていると考えられます。

〔図1〕過去の町長選挙の投票率の推移

〔図2〙は、先に行われた町長選挙の年代別投票率の表です。最も高い投票率だったのが60代で、特に65歳から69歳(有権者数275人)の投票率は、92.36%という結果でした。投票率の低い18歳から19歳・90歳以上は、高校・大学進学等のために様似町を離れ、住民票と別の場所に住んでいることや、移動手段がない、施設等に入所しているなど、*投票所に行くのが困難であることが理由として考えられます。投票率の低さが目立ったのが20代で、投票率の高かった60代と比較しても約40%程度の差が見られました。総務省が公表する国政選挙の年代別投票率でも、20代の投票率が最も低く、若い世代の投票率の向上が今後の課題となります。
* 一時的に遠くに滞在しているかたや病院・介護施設に入院・入所しているかたは、滞在先の市町村選挙管理委員会や各施設で不在者投票ができますので、ご活用ください。

〔図2〕2025 年9 月28 日町長選挙年代別投票率

■投票は暮らしを変える第一歩
選挙に行って投票するということは、自分の意見を伝えるということです。逆に投票しないということは、自分の意見がない・伝えないということになりますので、一部の人の考えだけに基づいて政治が行われてしまう可能性があります。選挙で誰を代表者に選ぶかによって、私たちの暮らしは大きく変わるかもしれません。
町の政治、町政は最も身近な政治の場です。様似町をよりよい町にするために、自分が住む町の政治について考えてみませんか。