- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道鹿追町
- 広報紙名 : 広報しかおい 令和7年6月号
自然豊かな鹿追町では、スズメバチが5月・6月頃から巣作りを始めます。一番効果的な予防策は、巣を作る時期にハチ捕り器を用いて退治してしまうことです。
毎年のようにスズメバチの巣ができてしまう場所の近くにハチ捕り器を仕掛けて予防することが最も有効です。
また、ホームセンターなどで販売されている「ハチ用スプレー」も有効です。巣の直径が5cm程度で、巣の周りを飛び交うスズメバチが1〜2匹程度の場合は、撃退することも可能です。身を守るため各ご家庭で備えてください。
◆ハチ捕り器を仕掛けましょう
用意するもの:
・1.5〜2Lのペットボトル
・誘引剤(砂糖100g/日本酒220cc/酢70cc)
*ハチをおびき寄せる匂いを出します
作り方:
(1)ペットボトル上部の数カ所を1辺1.6cmほど切り、入口となる穴を開け、下辺を内側へ直角に折り曲げます。
(2)キャップ首にひもを結びつけます。
(3)誘引剤を入れます。
◇設置方法と注意点
本体を直射日光の当たらない木の影などにひもでつるします。
※注意
ハチの巣の5m以内では、使用・設置をしないでください。
ハチが集まりすぎて危険です。普段から人が通行・作業する場所からも3m以上離してください。また、子どもがいたずらできないような高さに設置してください。
◇誘引剤の補給や交換
ハチが行動する日中を避け、付近をハチが飛び回っていないことを確認してください。
誘引剤が蒸発して残り4〜5cmのとき、もしくはスズメバチやほかの昆虫でペットボトル内が満たされ、液面が見えなくなったときは、誘引剤の交換あるいは補給を行ってください。
◇廃棄方法
中のスズメバチが死んでいることを確認して、誘引剤を出し切ってから、ビニール袋などに密閉した上で、ペットボトルごと燃やさないごみに出してください。
◆巣を作りやすい場所
自宅など建物の軒下や物置、カーポートなどの屋根下、庭先の植木に巣を作るケースが多いので、こまめに確認しましょう。
・穴の大きさ…縦横1.6cm
穴の大きさは目安。何カ所か開け、下辺を内側に折り曲げる。
・誘引剤…7cm
※詳細は本紙をご覧ください。
◆駆除について
一般町民家庭は無料で駆除しますが、原則として駆除作業時に使用する「ハチ用スプレー」の提供をお願いします。
また、町内業者向けに駆除用道具の貸し出しを行っています。詳細は下記係までお問い合わせください。
問い合わせ:町民課 住民生活係
【電話】66・4031