- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道更別村
- 広報紙名 : 広報さらべつ 令和8年1月号
◆更別村長 西山猛
新年明けましておめでとうございます。
村民の皆さまには、令和8年の輝かしい新春の門出をご家族の皆さまとともにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
また、旧年中は村政の運営・執行にあたり、多大なご理解とご支援、ご指導をいただきましたことを衷心より厚く感謝と御礼を申し上げます。
いよいよ村長三期目の最終年度となりました。今年度一年、掲げました公約や各種施策の着実な実現のため、全身全霊でしっかりと取り組んでまいります。
さて、本村基幹産業の農業でありますが、今年も災害級の異常気象に見舞われ、高音や干ばつ、大雨などにより、畑作・酪農・畜産など、いずれの生産現場も大きな影響を受け、生産者の皆さまの大変なご苦労がありました。
また、長引くロシアのウクライナ侵攻や円安・物価高による肥料・飼料・燃油・農業資材の引き続く高騰により農業経営全般にも暗い影を落としています。
昨年も農水省への中央要請を頻繁に行い、危機的な事態の打開や持続可能な農業基盤の構築と経営安定のため、国や道に対して、管内や道内の自治体とともに粘り強く働きかけてまいりました。「基幹産業の農業を守らずして、村の未来は無い」との合言葉のもと、今年度もJAさらべつや関係機関の皆さんと強力なタッグを組み、農業の基盤整備と振興に全力で取り組んでまいります。
さらに商工業や村民生活全般においても、長引く燃料や電気、米価を含む食料品や生活用品など多岐にわたる値上げが続いています。結果、それに追い討ちをかけるような未曾有の物価高が押し寄せ、商工業などの経済活動や住民の暮らしに直接の悪影響を与えており、国民誰もが生活の苦しさを実感する事態となっています。
今年度から開始した商店街の事業継承へ向けた担い手や後継者育成について、本年度も商工会の皆さんとの連携を密にし、最大級の危機感を持って村の商工業の振興・発展に早急に取り組んでまいります。
また、これからの厳しい状況を踏まえ、昨年に国から提示された物価高騰対策重点支援金を有効に活用しながら、各関係機関の皆さまと連携し、具体的な施策の実行に速やかに着手してまいります。
さらには、指定期間終了まで4年と迫った過疎地域の継続指定の継続に向け、本年度も関係自治体と連携して中央要請等、精力的に取り組んでまいります。
昨年は、給食センター移転改築、福祉ホーム新築、花園プラムタウンの第二期工事が開始されました。また、国営かん排事業、国道橋架け替え工事、農村部村道の防塵舗装も進み、どんぐりスタンプデジタル化や予防接種予約アプリ開始への準備などの各分野でのDXも前進しました。
教育面では、昨年更別農業高校が大阪・関西万博会場で見事なプレゼンを行うなど、多方面で大活躍の年となりました。また、本年は新たに、中学生の海外派遣を実施する運びです。
令和8年度も総合計画に掲げた事業をしっかり遂行し、村民の皆さんが安心して笑顔で暮らせる村づくりに職員一丸となって邁進する決意です。
結びに村民の皆さまのますますのご健勝とご多幸を心からご祈念し、新年のご挨拶といたします。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
◆更別村議会議長 織田忠司
新年明けましておめでとうございます。
村民の皆様には、夢多き初春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、日本の夏の気温が過去最高を更新、熱中症搬送患者数(5月から9月)は初めて10万人を超えるとともに搬送時の死者数は117人に達するなど、災害級とも言える猛暑に見舞われました。こうした気候変動などの影響もあり、岩手県・愛媛県など各地で大規模な林野火災が発生。またクマの出没による被害が全国で頻発し、深刻な問題となりました。制度改正や人材育成など対策が進められていますが、まずは私たち自身が被害に遭わないために、適切な行動を心がける必要があります。
10月には、史上初の女性首相となる高市新政権が誕生しました。山積する課題に丁寧に向き合い、国民のための政治となるよう期待するところです。
海外では、ロシアによるウクライナ侵攻は、トランプ米大統領が仲介に乗り出すも停戦には至っておりません。イスラエル・ガザ地区では停戦に合意するも、根本的な解決には遠く、世界の紛争は長期化、膠着状態となっています。
世界情勢が不安定な中でも、多くの日本人が世界を舞台に躍動しました。スポーツでは、ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースの大谷選手をはじめ、バスケットボール、サッカーなど多くの競技で実力を発揮。また、ノーベル生理学・医学賞と化学賞においてそれぞれ日本人が受賞し、私たちに夢と感動を与えてくれました。
一方、更別村におきましては、幸いにも大きな災害は発生しませんでしたが、猛暑と6〜7月の干ばつは、基幹産業である農業に大きな影響を及ぼしました。各作物の品質の低下がみられ、粗生産額は厳しい結果が見込まれています。本年は農業者の皆さまのご努力が報われるよう議会としましても村と連携し、農業者を支える取り組みを推進してまいります。
村政では、学校給食センターの改築、福祉ホームの建設など大型事業の着手・整備が進められ、本年は新たにスタートを切る年となります。分譲地「花園プラムタウン」は令和7年度に販売を開始しており、住民の定住と移住者の獲得に向けて期待するところです。
また昨年は、更別農業高校の生徒の皆さんが大阪・関西万博でプロジェクトを発表するなど、各方面で力を発揮されました。今年も次代を担う若い皆さんの活躍を楽しみにしております。
議会においては、村民の皆さまと議会、議員がより身近な存在となるよう、住民懇談会の開催などを通じて、様々な意見に耳を傾けるよう努めてまいりました。今後も議員一人ひとりがその責務を自覚し、一層の資質向上に努めるとともに、議会の活性化に取り組みながら、住民の皆さまの付託と期待に応えるべく誠心誠意努力してまいりますので、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新しい年が村民の皆さまにとりまして、ご健勝で幸多い年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
