- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道更別村
- 広報紙名 : 広報さらべつ 令和7年10月号
〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜
◆47名が参加し、鶴居村で自治体連絡会の本年度初会合
去る8月21日・22日に、昨年度道内11町村で設立した「地域の持続的発展を考える自治体連絡会」の本年度の初会合が鶴居村を会場に行われました。同席した過疎対策特別委員会の谷委員長(衆議院議員)をはじめ、全国過疎地域連盟の宮原事務局長、総務省の渡辺過疎対策室長に過疎地域の指定継続を要請し、その後、北海道総合政策部の津久井地域づくり担当局長、釧路総合振興局の寺田局長、北海道町村会の柴田常務理事を交えての意見交換が行われました。これまでも過疎地域指定継続の中央要請や札幌での研修会等を毎年行ってきていますが、今年度は連絡会の会長を務める大石村長の地元である鶴居村での開催となりました。両日にわたって意見交換会や視察研修が行われ、谷委員長らにそれぞれの過疎地域の課題や現状について、参加町村長の声に耳を傾けていただき、大変有意義な機会となりました。また、本村において、過疎地域の指定継続に向けて大きなステップとなり、今後も他町村と連携して全力で取り組む決意です。
*昭和45年以来、議員立法により五次にわたり制定され、現行の「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」(以下、措置法)は、議員立法により令和3年3月に成立、4月から施行されています。当初、本村も含め道内11町村が過疎指定解除となる情勢でありましたが、要件が緩和され、かろうじて10年間の継続・延長が決まりました。過疎地域の指定は令和12年度が最終年度であり、次の指定決定までの期間を通して指定継続に向けた取組を進めなければならないとの認識から、共同して「自治体連絡会」を発足し、中央要請と研修、情報の共有を行い、一致団結して取組を強化していきます。
◆更別農業高校生が万博会場シャインハットで堂々の発表
7月31日、大阪の万博会場シャインハットで更別農業高校が「地域課題解決に向けた規格外野菜の加工品開発」について発表を行いました。「りある資源を有効に活用する取り組みをこれからも更別村から世界へ発信していきます」との力強いアピールに強く感激しています。まさに更高生は村の誇りであり、宝ですね。
◆高温・乾燥に強い農業資材バイオスティミラントの開発
先日、村・JAさらべつ・アグリスマイルと「アグリテックに関する連携協定」を締結しました。高温や乾燥などの植物のストレスや栄養吸収・成長の促進に効果のある農業資材バイオスティミラントの共同開発を目指し、共同して取り組んでいくことを確認しました。また先月には、ベトナムからの企業視察団の来村もありました。
