その他 幕別町の財政状況をお知らせします 令和6年度決算報告(1)

令和6年度決算がまとまり、9月に開かれた町議会で認定されました。
一般会計の歳入から歳出を引いた収支は、7億5267万円の黒字となり、前年度比較では、歳入で4億2191万円の減(2・2%減)、歳出で7億2341万円の減(3 ・8%減)となりました。
過去の財政状況については、町ホームページに掲載しています。

■歳入(一般会計)
歳入全体のうち、町自身で確保できる町税などの自主財源は57億5891万円(歳入の30.5%)で、地方交付税や国庫(道)支出金などの依存財源は131億2675万円(歳入の69.5%)となっています。

▽町民1人当たりが負担したお金(町税※法人にかかる税金も含む)
11万9732円
※令和7年3月末の人口(25,079人)で計算
町民税:5万6777円
固定資産税:5万1187円
軽自動車税:3751円
町たばこ税:7556円
入湯税:461円

▽会計別の決算状況

一般会計の歳入(A)と歳出(B)の差引(A-B)7億5267万円のうち、3億5267万円を令和7年度に繰り越し、3億5000万円を財政調整基金に、5000万円を減債基金に積立(貯金)しました。
企業会計の歳入(A)と歳出(B)の差引(A-B)の不足分(水道事業会計…ー3億1883万円、下水道事業会計…ー2億1528万円)は、施設を更新するために備えていた財源(留保資金)で補填しました。

▽地方債
道路や公園、学校など長期間にわたって使用する公共施設の整備には多額の費用が必要です。そのため、整備費用の一部を地方債(借金)で賄い、単年の負担を小さくし、何年にもわたって返済することで、施設を利用する全ての世代に整備費用を公平に負担してもらうことができます。

▽基金
大幅に税収が減少した場合や災害など予定外の支出に備える「財政調整基金」や、地方債の返済に備える「減債基金」、特定の目的を達成するために使用する「特定目的基金」があります。

※それぞれの基金は、各年度末(3月末)現在の残高

問合せ:政策推進課
【電話】(幕)54-6610