健康 11月14日は世界糖尿病デーです

糖尿病は今や世界の成人の約10人に1人が抱える身近な病気です。日本では総人口の15%を超える人が糖尿病患者または糖尿病予備群といわれており、別海町でも40から74歳の国民健康保険加入者のうち、20%を超える方が該当しています。
町では対象の方に75g糖負荷試験の検査費用を助成しています。
40から74歳の対象の方は、この1年間の健診結果などの血液データをご準備の上、保健センターにお気軽にご相談ください。

◆あなたの血糖値の変化をみてみませんか?75g糖負荷試験
健康診断や血液検査で、血糖値やHbA1cが高めだったり、尿糖が出ていたりすることがありませんか?
もしそうであれば、糖尿病のリスクが高いと考えられます。糖尿病は、早く対策をとることで、健康な生活を続けることができます。そのためには、正確な検査が必要です。

◇75g糖負荷試験ってなに?
空腹時に採血と採尿をしてから、甘い液体(ブドウ糖液)を飲んでいただき、その後2時間かけて何回か採血と採尿をする検査です。

◇75g糖負荷試験でなにがわかるの?
通常の血液検査だけでは分からない血糖値の上昇と下降の様子を詳しく調べることができます。同時にインスリン※も測定するので、血糖値を正常に保つ能力(耐糖能)も知ることができます。
※インスリン…血糖値をコントロールしているホルモンの一種

◇対象となる方
・空腹時血糖値が100から125mg/dLの方。もしくは、随時血糖値が140から199mg/dlの方
・HbA1cが5.6から6.4%の方(ただし、明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く)
・上記を満たさなくても,濃厚な糖尿病の家族歴や肥満が存在する方

◇料金
3,000円(通常1万円ほどのところ町で検査費用を助成しています)

◇申込み
町内の医療機関で検査を受けることができます。検査を希望される場合は、地区担当保健師までお知らせください。

申込み・問合せ:町民保健センター【電話】0153-75-0359