子育て 児童・生徒たちの活躍 日頃の努力、大舞台で花開く

■第20回若年者ものづくり競技大会 自動車整備職種
○金賞 坂本愛翔(さかもとまなと)さん(県立二戸高等技術専門校)
8月3日から4日にかけて香川県高松市で開催された第20回若年者ものづくり競技大会の自動車整備職種で、県立二戸高等技術専門校の坂本愛翔さん(久慈東高等学校卒)が金賞に輝きました。自動車整備職種で全国1人の金賞受賞は、県内初の快挙になります。
坂本さんは「大会で課されるブレーキの点検やエンジン部品の測定などの4つの課題のうち、故障診断が苦手だったので重点的に練習しました。大会では、自分の思う通りの流れでスムーズ課題をこなすことができて、達成感があります。初めての参加でしたが、金賞という結果が出たのでうれしいです。次は10月の技能五輪でいい結果がだせるようにがんばりたいです」と次の目標に向けて決意を語ってくれました。

■岩手県学校農業クラブ連盟大会 プロジェクト発表分会II類部門
○最優秀賞 久慈翔北高等学校環境緑化系列
7月7日、8日に開催された上記大会で、白樺保全に取り組む久慈翔北高等学校環境緑化系列の生徒7人が、2年連続で最優秀賞を受賞。第76回日本学校農業クラブ東北連盟大会に出場しました。
大道慶三さんは「先輩の活動を引き継ぎ、白樺保全に取り組んで来ました。自分たちの活動を広めることが一番大事。後輩や若い人たちに伝えて、活動が続いて行けば、白樺がいい方に向かっていくと思います。自分たちの活動を伝えることができてよかったです」と大会を振り返りました。

■第63回岩手県・第68回東北吹奏楽 コンクール中学校小編成の部
○金賞 久慈中学校吹奏楽部
8月2日に開催された第63回岩手県吹奏楽コンクール高等学校小編成の部で金賞を獲得。9月7日の東北大会では、同校9年ぶりとなる金賞に輝きました。部長の黒坂悠衣さんは「全国大会に出られない結果はくやしいですが、みんなで楽しく演奏できてよかったです。目標の感謝と感動を伝える演奏はできたと思います。残り少ない期間ですが、いろいろな人に感謝と感動が伝わる演奏を作っていきたいです」と表情を引き締めました。

■第63回岩手県吹奏楽コンクール 高等学校小編成の部
○金賞 久慈高等学校吹奏楽部
8月2日に開催された第63回岩手県吹奏楽コンクール高等学校小編成の部で金賞を獲得。9月7日に奥州市文化会館で行われた東北大会に出場しました。3年生で部長の赤坂希夏(ののか)さんは「久慈高らしい音色で魅せる音楽を作ることができました。目標の県大会金賞に選ばれ、東北大会が決まったときは信じられない気持ちでした。向かい合って一緒に音楽を作る意識で練習。全員が納得する演奏ができてよかったです」と笑みを浮かべました。

■来夢くんカップ第21回小学生 バレーボール選抜大会
○優勝 久慈JVC
8月30日、31日に開催された来夢くんカップ第21回小学生バレーボール選抜大会で、久慈JVCが県内外から集まった54チームの頂点に立ちました。キャプテンの平山小学校6年生夘城李仁(うじょうりひと)さんは「チームでつなぎを意識し、試合ではみんなでカバーし合うことができました。1セットも落とさず優勝できてとてもうれしいです。6年生最後の公式戦に向けて、ライバルチームを倒して優勝することを目標に頑張ります」と語りました。

■日清食品カップ岩手県 小学生陸上競技交流大会
9月7日に行われた日清食品カップ岩手県小学生陸上競技交流大会で市内の児童2人が1位に輝きました。2人は11月に神奈川県横浜市で開催される全国大会に出場します。

●小学5年女子100m第1位 
○小向爽月(こむかいさつき)さん(久慈湊小学校5年)
スタートのときに力強く蹴ることを意識して練習しました。自分がこんなに早いとは思っていませんでしたが、自己ベストのタイムで1位になれてうれしかったです。全国大会に向けて腕の動きとスタートを練習して、楽しく走りたいです。

●小学女子コンバインドB(走幅跳、ジャベリックボール投)第1位 
○播磨麗和(はりまれいな)さん(夏井小学校6年)
走り幅跳びは踏み切りが手前になり、ジャベリックボール投げは、投げる角度が高くなってしまいました。1位になれると思っていなかったのでうれしいです。全国大会ではぎりぎりで力強く踏み切ることと、振り切って投げることをがんばります。

■第42回全日本小学生ソフトテニス選手権大会
5月10日に開催された第42回岩手県小学生ソフトテニス選手権大会で長中スポーツ少年団の2人が上位入賞し、7月31日に茨城県神栖市で開催された第42回全日本小学生ソフトテニス選手権大会に出場。晴山さんは初戦突破、岸里さんは団体戦で5位入賞を果たしました。

○岸里翔(きしさとしょう)さん(小久慈小学校5年)
個人戦は初戦で負けてしまいましたが、6年生といい勝負ができました。団体戦は3番勝負の3番手に出て、やることをやって勝てたのがよかったです。大会でできなかったファーストサーブを入れることを練習して、次の大会も頑張ります。

○晴山心結(はれやまこころ)さん(久慈小学校6年)
昨年の全国大会は初戦敗退だったので、1つでも多く勝つことが目標でした。今回は初戦を突破し、初めて全国大会で勝つことができたのでうれしかったです。小学生の大会がまだ控えているので、そこに向けて頑張りたいです。

■第76回岩手県高等学校新人陸上競技大会 
砲丸投 第1位 
円盤投 第2位 

○森希風(ふじもりののか)さん(水沢第一高等学校2年)
砲丸投げは夏休みに変えたフォームがうまくいかず、いい記録ではありませんでしたが、1位でうれしいです。円盤投げは練習できていない中で自己ベスト記録が出たことが良かったと思います。東北大会では温度調整に気をつけ上位を目指します。

■このほかにも多くの生徒が活躍しました
※詳しくは本紙をご覧ください。