くらし 新春企画(1) 新年のごあいさつ

■洋野町長 岡本正善(おかもとまさよし)
◇町村合併から20年 活力あるまちづくりを推進
令和8年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民皆さまには、希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
さて、本町は、平成18年に旧種市町と旧大野村の合併によって誕生し、本年1月1日をもって20年という大きな節目を迎えました。
町村合併以来、平成23年に発災した東日本大震災や、令和2年から猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の感染拡大といった幾多の困難を乗り越えながら、着実に各種事業を推進してまいりました。これもひとえに、新町の歩みを支えてこられた町民お一人お一人のご尽力の賜物であり、改めて敬意と感謝を申し上げます。
昨年は、町の喫緊の課題である人口減少対策の一環として、幅広い年代・属性からなる「ひろの未来町民会議」を設置するとともに、町民皆さまと町の未来を考える「ひろの未来フェス」を開催いたしました。また、若い世代が町への親しみを深め、ふるさとの良さを再確認する機会として、有志の皆さんにより「二十五歳のつどい」を企画・運営していただきました。若い世代の皆さんの熱意と実行力は、これからのまちづくりにとって大きな力であり、希望であります。
産業分野では、約50年前に整備され、先人から受け継ぎ、守ってきたウニの増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動が「第2回全国海の再生・ブルーインフラ賞」を受賞したほか、清水牧場が第16回全日本ホルスタイン共進会国産経産牛部門において、県勢として35年ぶりとなる部門別で優等賞1席を獲得されるなど、明るい話題が続きました。
本年は、待望の健康福祉総合センターが完成いたします。健康・福祉に関する部署を集約することで、多様なニーズを持つ皆さまに、より質の高いサービスを提供できるよう、体制強化に努めてまいります。
また、引き続き人口減少対策を町政の最重要課題として位置付け、子育て支援の一層の充実、移住・定住の促進、雇用の創出など町の現状や時代のニーズに即した施策について検討を進め、効果的な施策の展開に努めてまいります。
産業振興におきましても、農林水産業をはじめ、担い手の確保・育成や付加価値の高い生産体制の構築など、地域経済の基盤強化に向け、更なる取組を進めてまいります。
町といたしましては、合併20周年というこの節目の年を新たなスタートと捉え、魅力と活力あるまちづくりを着実に進めてまいります。
結びに、本年が皆さまにとりまして、健康で幸多き年となりますよう、心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

■洋野町議会議長 下舘岩吉(しもだていわきち)
◇議会活動の充実強化と開かれた議会を目指す
新年明けましておめでとうございます。町議会を代表し、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民皆さまにおかれましては、令和8年の新春をお健やかにお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年6月末の前議長辞職に伴う任期途中での議長就任以来、議会の活動を主宰し、議会を代表する者として、その職責を果たすべく議員各位に支えられながら議会運営に努めてまいりました。日頃より町議会への深いご理解と温かいご支援・ご協力を賜り、議員一同、厚く御礼申し上げます。
昨年は、議会活動の充実強化と開かれた議会運営の実現を目指し、議会改革に関する調査検討を行うため、3月の町議会定例会において「議会改革特別委員会の設置」を議決しました。委員会では議会運営の基本事項や議会活動の原則、議員の責務などを明確に示し、町民に対して開かれた議会運営を実現するために必要とされる議会基本条例の制定に関することや、その他議会改革に関することについて調査検討しています。
さて、旧種市町と旧大野村が合併し誕生した洋野町は、本年1月1日に町村合併20周年を迎えました。顧みますと、平成18年の議会は合併特例法の在任特例により旧町村からの議員32人でスタートし、平成19年に18人に、平成27年に16人へと議員定数の削減が進み現在に至っています。
町においては人口が20年で約5千人減少し1万4千人台となり、町の人口ビジョンを踏まえ、人口減少の抑制のため「雇用」「交流」「若者支援」「地域づくり」の4つの分野での取り組みを強化し対策を進めています。昨年6月に国が示した「地方創生2・0基本構想」を踏まえますと、今後施策変更の可能性もあると考えられることから、議会では、町の政策形成過程で多面的な参画に努め、町が政策を進めるために実施する各種事業等が適正・効率的になされているか住民の立場に立った評価や監視を続けてまいります。
また、人口減少や議員のなり手不足が続く中、議員定数や議員報酬について議論していく必要があると考えているところであり、町村合併20周年を契機に議会改革を推進し、さらなる議会活動の活性化を図ってまいります。
なお、本町が抱える課題解決に向けては、県町村議会議長会や北部地区町村議会議長会等を通じた国・県への要望活動を継続し、基幹産業である第一次産業の振興等の推進に向け取り組んでまいりますので、皆さまの一層のご支援をお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆さまにとりまして幸せで実り多い年となりますことをご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。