- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2025年6月号
■種市高・大野高の魅力を発信!
#種市高発
命を守るため安全祈願
種市高(尾崎芳彦(よしひこ)校長・生徒70人)の海洋開発科が4月24日、潜水作業実習船「種市丸」の運航と実習の無事故を願い安全祈願祭を開催しました。
種市丸は、実習で約2キロほど沖に出て、伝統的なヘルメット式やスキューバ式、フーカー式などさまざまな潜水訓練の経験を積むことで、実践的な海洋工事の技術を習得することを目的に使用されています。
厳格な雰囲気のなかで、岡谷稲荷神社の神主が祝詞(のりと)を奏上し、教員と海洋開発科の生徒12人が安全を祈願。祭事を終えた後、神主が船内の神棚にお札を祭りました。
村上慧(けい)さん(3年)は「種市高は唯一、水中溶接ができる学校だから、将来はその技術が生かせる現場で働きたい。潜ることを陸上で手助けしてくれるテンダーとの意思疎通が課題なので、これからの実習では意識して取り組みたい」と今後の課題や将来に向けての意気込みを語りました。