くらし 自然災害との共生と豊穣の大地の物語 栗駒山麓ジオパークだより 112

■栗原の魅力を深掘りし、伝え広める学術研究等奨励事業
栗駒山麓ジオパークでは、栗原の魅力をより深く、そして広く知ってもらおうと、研究者と協力して資源を発掘し、調査しています。この取り組みを紹介します。

◇学術研究等奨励事業とは
市内には、栗駒山を源とする3本の迫川が流れ、火山活動や川の働きによって、多様な地形や地質が形づくられてきました。そして、そこに生態系や文化が成り立っています。
栗駒山麓ジオパークでは、これらを資源とした教育活動や観光事業に取り組んでいます。そして、新たな資源の発掘と学術的価値を見いだすことを目的に、エリア内で研究活動を行う研究者に調査費を助成しています。

◇栗原の資源を発掘
栗原には、いつ、どのようにつくられた地形・地質なのか、先人たちはそれらとどのように向き合い、今を生きる私たちの生活にどのような影響を与えたのかなど、まだ解明されていないことがあります。
研究者は、こうした謎を解明するため、日々丹念な調査を行っています。その中での新たに判明した事実は学術的に価値となり、栗原にとっての新しい資源にもなります。
また、研究によって見いだされた資源の活用法を探ることも重要です。栗駒山麓ジオパークでは、これからも研究者と連携しながら、資源の重要性や新しい価値を見いだし、調査・研究で得られた成果を伝える活動をしていきます。

◇価値を生かす
これまでの研究成果は、栗駒山麓ジオパークビジターセンターの展示内容や教育活動、ジオガイドの解説などに生かされています。例えば、川の働きなどを学べる実験装置「エムリバー」の活用法の研究成果は、川での土砂の侵食・運搬・堆積について実験を通して学ぶ学習の素材になっています。
栗原には、謎に包まれた資源がまだまだ眠っています。もし、身近で気になる「何か」があればジオパーク推進室に、相談してください。

■令和7年度栗駒山麓ジオパーク学術研究等奨励事業成果報告会
栗駒山麓ジオパークについて、最新の研究成果を発表する報告会を開催します。ぜひお越しください。
日時:3月11日(水) 午後1時30分~4時30分
場所:志波姫この花さくや姫プラザ
内容:
・荒砥沢地すべりの変動実態
・伊豆沼・内沼周辺の地形
・伊豆野堰のジオツアープログラム
・高齢者・障害者向け観光の可能性
・文化・民族遺産の整理と観光への活用
※オンライン配信も行います。オンラインでの観覧は事前申し込み制です。詳しくは、ウェブサイトで確認してください。

問合せ:ジオパーク推進室
【電話】24-8836
【FAX】45-5936
・ジオパーク 市ウェブサイト
・ジオパーク Facebook
・ジオパーク LINE
※二次元コードは本紙19ページをご覧ください