健康 ひがまつミールde健康エール ~おいしく塩eco(エコ)大作戦編~

東松島市は、海と大地の食材に恵まれた地域です。その食材を料理してできる食事(ミール)をいただき、私たちの体はつくられます。食べることは生きること。食の恵みとそれらを支える人々への感謝は尽きることはありません。市民の皆さんの健康的な食生活をまちぐるみで応援(エール)する…それが『ひがまつミールde健康エール』です。
6月の食育月間にちなみ、東松島市の減塩(塩eco)活動である「おいしく塩eco大作戦」を紹介します。

■東松島市の塩分摂取状況は…?

・令和6年度学校給食試食会などで記入いただいた105人分の塩分チェックシートの結果をグラフ化したものだよ!
・半分以上の人が塩分を多くとりすぎている状態なのね。塩分といっても、調味料だけじゃなくて加工品やお菓子にも入っているし外食の頻度が多いととりすぎに繋がりやすいのね。
・知らない間に塩分が多くなりやすい食生活になっていることも考えられるから、このチェックシートで普段の食生活を振り返るのはとっても大切なんだ!
・身体や病気のことを考えると塩ecoって大切なのね。ずっと元気でいたいから今からでもコツコツと塩ecoを始めてみる!

■給食も塩eco!
学校給食や保育所給食の塩eco献立の日をご存じですか?小中学校の給食では毎月1回通常のパンよりも約50%塩分が少ない“減塩パン”を提供しています。提供を始めて5年目になりますが、今年度から減塩パンがリニューアル。大塩小学校の6年生の皆さんに塩ecoに取り組む給食についてインタビューをしてきました。

・学校給食や保育所給食では塩分の少ない給食や塩ecoの工夫がされた日の献立にマークを入れています。献立を見るときにぜひ確認してみてください。
※詳しくは本紙をご覧ください。

⃝大塩小学校6年生にインタビュー
大塩小学校の保健委員会では、給食センターから献立の詳しい内容が記載された「給食一口メモ」を放送で読み上げたり、給食感想ノートに児童自ら記入した感想を送っているほか、階段に啓発チラシを掲示するなど塩ecoの実践に努めています。4月23日には減塩ソフトパンが初めて給食に登場。「やわらかくておいしい」の声が教室から聞かれました。普段の給食もだしなどを活用しており、「味をうすく感じないメニューでおいしい」との声も。保健委員会の今野元太(こんのげんた)委員長をはじめ、二階堂蓮生(にかいどうはすき)さん、宇都宮陽人(うつのみやはると)さんは「家でも調味料をかけすぎないことを実践しています」「学校でも減塩を発信したい」と話していました

○こちらもチェック!
・YouTubeイートくんチャンネル
YouTube「イートくんチャンネル」では、昨年度の鳴瀬未来中給食委員会と作成した塩eco動画を配信中。最強の給食委員のカギは塩eco!?ぜひご覧ください。

■広がる塩eco
塩ecoは学校のみならず、地域にも広がりを見せています。

●健康な食事で塩eco!
れすとらん メナージュでは、健康な食事・食環境認証制度「スマートミール」の認証申請を行っています(8月認証予定)。スマートミールは、エネルギー、塩分、野菜量が認証団体の定めた基準を満たした健康な食事のことで栄養バランスの整ったお手本の食事です。シェフの作る本格的な料理と地元食材を使ったスマートミールをぜひお召し上がりください。

・れすとらん メナージュ
【電話】83-9344
東松島市矢本字立沼37-3
定休日:毎月曜・第5日曜
営業時間:11時~14時(なくなり次第営業終了)

●いつでも塩分チェック!
健康サポートwebサイト「ガクタベ」では、パソコンやスマホから塩分チェックシートを体験できます。また、自分の結果と令和4年度の市の調査結果の点数分布と比較もできます。

●石巻・女川・登米も塩eco!
東松島発の取組や活用しているマークが東松島市のみならず管内の学校、保育所、病院などでも活躍中。地域全体で塩ecoから健康を目指しています。