くらし 消費生活情報 ~焦りに付け入る手口・消費者庁からの注意~

■突然起きるトイレの詰まり
自分ではどうしようもなく、焦ってインターネットで安いと思った業者に依頼したところトイレの詰まり解消だけではなくいろいろと工事をされた、便器の交換まで勧められたなど予想以上に高額な請求をされるという相談が全国的に続いています。
・数千円で済むと思って頼んだのに、どんどんあがる見積額
・「ここで止められたら困る」の状態での追加工事提案
・工事終了後の工事請負契約書=請求書
・修繕は済んだので、交渉の余地もなく高額を支払い
広告にある値段がそのまま適応される、とは限りません。
・焦って「今すぐ」「安い」をネットで探すと、とっても危険
・詰まりの原因箇所の特定にかかる料金、特定後の作業料金を作業開始前にしっかり確認しましょう
・納得できない時は、その場で直ぐに支払う事は慎重になりましょう
(参考:消費者庁財産被害情報ファイル2023/08あわわっ焦りにつけいる手口)

用心していてもトイレの詰まりは起きてしまうので、災害対策にも有効ですから「簡易トイレ」を備蓄しておくといざという時に焦らずに済みます。また、いざという時に備えて地元の上下水道設備工事業者を調べておく事もお勧めします。

~お買い物や契約で、心配なときや困ったときは相談窓口へ~

問合わせ・相談先:市役所矢本庁舎1階 市民生活課消費生活相談窓口
月・水・金曜日(祝日を除く)9時~15時 【電話】内線1294
火・木曜日は東部地方振興事務所県民サービスセンター(石巻合同庁舎内)【電話】93-5700(平日)または消費者ホットライン188
直接相談に行く場合は、事前に空き状況を確認してください