しごと 丸森CULASTA COLUMN VOL.83

■子どもたちが挑戦!「理想のふでばこづくりワークショップ」
9月23日、小学1～3年生を対象にしたワークショップ「りそうのふでばこをかんがえてみよう!」を開催し、企業の新商品の開発などで用いられる「デザイン思考」のプロセスを体験してもらいました。

▽ワーク(1)「使う人の気持ちを考える」
・いろんな文房具を入れたい
・自分が好きな色を選びたい
・見た目がパンパンなのは嫌だ
・持ち運びやすいものがいい

▽ワーク(2)「アイデアを出し合う」
・鉛筆が折れない工夫をする
・素材を固くすれば、壊れにくい
・季節ごとに色や柄が変わるものはどうか
・SDGsなふでばこにしたい

▽ワーク(3)「試作品を作って発表する」
・軽い素材でできている
・入れる場所と取り出す場所が別になっている
・取っ手がついて持ちやすい
・ソーラーパネルがついている

▽まとめ
発表会では、通販番組のナビゲーターのように自分の作品を紹介。「壊れにくくて、物がいっぱい入る軽いふでばこです」、「ソーラーパネルが付いていて電気代を節約できます」など、工夫を凝らした作品が紹介されました。
参加者からは「みんなでアイデアを出して協力して作ったことが良かった」、「時間内にできることをやる大切さがわかった」といった感想が寄せられました。子どもたちは楽しみながらも、使う人の立場で考え、形にしていくという「デザイン思考」の考え方を自分なりに感じ取ったようです。
子どもたちが周囲の方々と協力して課題にチャレンジする経験は、社会で新たなアイデアや価値を生み出す能力を育みます。今後もこのような取組を行い、地域の中から新しい発想や挑戦が生まれる風土をつくっていきます。

予約・お問い合わせ：
丸森町起業サポートセンター「丸森CULASTA」(受託事業者：マメムギモリノナカ)
【電話】050-6870-2309/【メール】[email protected]
丸森町商工観光課【電話】0224-87-7620/【メール】[email protected]