くらし NEWS and NEWS

■新年度事業を説明 各種事業説明会
4月17日に中央公民館で各種事業説明会が実施され、各地区の行政区長が参加しました。
これは、令和7年度の予算や実施予定の事業について、地域と町のパイプ役である行政区長の理解を図ることを目的に開催されたものです。
当日は、山田町長をはじめ担当課長らが令和7年度の町の予算や各種事業計画の説明を行い、行政区長からは、各々の地区における課題などについて、意見や質問をする姿が見られました。
山田町長はあいさつで、「今年度においても、全庁一丸となって各種施策に取り組んでいく」と話しました。

■大豊作の秋に期待込め 農業用水の通水開始式
農繁期を迎え、水田に供給する農業用水の通水開始式が、4月25日に亘理土地改良区で行われました。
農業用水は、逢隈田沢地区内にある岩地蔵揚水機場で阿武隈川の水を毎秒8・5トンくみ上げ、亘理郡内の水田に供給されます。式では、同土地改良区の日下正博理事長や山田町長らが中央管理室で揚水ポンプの稼働スイッチを押すと、監視用モニターに正常稼働を表す表示が出され、通水を祝いました。
日下理事長はあいさつで、「水難事故が無く、大豊作の1年となってほしい」と今年の収穫に期待を込めていました。

■歴史的絆を学ぶ 伊達市立中学校修学旅行
5月9日、本町のふるさと姉妹都市である北海道伊達市の光陵中学校と大滝徳舜瞥学校の3年生62人が修学旅行で悠里館を訪れました。
悠里館に到着した生徒たちは、はじめに本町と同市がふるさと姉妹都市を締結した歴史的背景などについて説明を受けました。その後、常設展や収蔵資料展、東日本大震災からの復興の様子などについて、グループごとに分かれて説明を受けました。生徒たちは、時おり職員に質問するなど、熱心に学ぶ姿が見られました。
生徒からは「亘理町と伊達市が、こんなに長い間深いつながりがあると知り驚いた」と話がありました。

■友好都市との絆を深めて 第40回城下かれい祭り
5月10日から11日にかけて、グルーヴィークルーが、友好都市の大分県日出町で開催された観光イベント「第40回城下かれい祭り」に参加しました。
祭りでは、「伊達なわたりまるごとフェア」に参加した日出町の学生2人の協力を得ながら、亘理町特設ブースでの町特産品の販売やステージ上でのPR活動を行いました。
グルーヴィークルーからは「多くの日出町民との交流ができたとともに、亘理町を広くPRすることができてよかった。また、日出町の学生との再会もできて嬉しかった」と話がありました。

■地域で子育て家庭を支援 子育てサポーター養成講座
4月中の3日間、子育てに関するアドバイスや相談を受けるボランティア「子育てサポーター」を養成する講座が開催されました。
講座では、法務少年支援センター仙台(仙台少年鑑別所)の鈴木香奈子氏による「非行・犯罪からみる家庭教育の在り方」の講話のほか、子育て家庭を支援するために必要な知識の習得や情報交換が行われました。
参加した受講者は、「今回のような講座を受講し、地域ぐるみで子育て家庭をサポートできるよう学びを深めている。子育ては大変なことも多いので一人で無理をせずに、ぜひ地域に支えを求めてほしい」と話しました。

■授業の成果で地域交流 亘理高校草花苗販売会
4月27日から5月9日にかけて、宮城県立亘理高等学校の生徒が育てた野菜・草花苗や加工品を販売する即売会が開催されました。
当日は、町内外問わず来場者が訪れ、生徒が丹精込めて育てたナスやカボチャ、トマトなどの野菜苗のほか、マリーゴールドやペチュニアといった色鮮やかな花苗がたくさん並んでおり、感心した様子で購入する苗を選んでいました。
販売していた生徒は「冬から種やつぎ木で育てた苗がここまで育ち、購入してもらえることはとても嬉しい。即売会で販売している苗は、ほかで購入するよりも安価のため、より多くの人に足を運んでもらいたい」と話しました。

■海風と共に響かせる 荒浜小「荒浜ぶち合わせ太鼓」
5月18日、荒浜小学校運動会において、6年生15人が学校伝統の和太鼓演奏を披露しました。
荒浜小では、5年生から学年全員で太鼓を習い始め、6年生になると学校の顔として地域の祭りや学校行事での演奏を行っています。また、演奏で使用している太鼓は、東日本大震災の津波の被害を受けましたが、たくさんの方の援助があり再び演奏ができるようになったもので、震災を乗り越えた太鼓として受け継がれてきました。
家族や地元の方の前で太鼓を演奏する姿はとても頼もしく、後輩たちは6年生を憧れのまなざしで見ていました。

■青空のもと一致団結 亘理小「成実ばやし」
5月18日、亘理小学校運動会「わたリンピック2025」において、6年生が成実ばやしの演奏と舞を披露しました。
はじめに伊達成実に扮した星信浩校長が掛け声を掛けると、児童3人が大きな声で成実ばやしを謡い始め、そこへ成実ばやしの音色が重なり合いました。
成実ばやしを楽器で演奏する児童、鳴子を打ち鳴らしながら舞う児童、旗を華やかに振る児童と、それぞれが役割を持ちながらも息を合わせ一つの舞台を作り上げる姿に、「さすが最上級生!」と観客の皆さんは感心していました。