くらし 令和6年度村の決算を報告します

令和6年度一般会計の決算額は、歳入総額44億9020万円、歳出総額43億8942万円となり、歳入歳出差引額は1億78万円で、翌年度に繰り越される財源を控除した実質収支は8214万円の黒字決算となりました。

一般会計　歳入総額　44億9,020万円(2.4%増)

●歳入
村税は、2億2446万円で前年度に対し、1390万円の減額となりました。定額減税による村民税の減や償却資産評価額の減額による固定資産税の減額などが大きな要因となりました。
国庫支出金は3億685万円で前年度から1126万円の増額となりました。除排雪経費の増による臨時道路除雪事業費補助金や社会資本整備総合交付金など土木費に係る事業の増により増加しています。
地方交付税は、特別交付税が地域おこし協力隊に係る経費や除排雪に係る経費の増により増額し、地方交付税全体としては前年度に対し9706万円の増額となっています。
繰入金は、3364万円の減額となっています。財政調整基金からの繰り入れを前年度から2200万円減額となる2億4200万円に抑えることができました。

■令和6年度の総決算額
一般会計

※金額は表示未満を四捨五入していますので、合計等が一致しない場合があります。

■一般会計　歳出総額　43億8,942万円(2.2%増)

●歳出
公債費は、毎年度計画的に返済する定時償還額分が償還の終了により大きく減額となり、前年度に対し1億6534万円の減額となりました。
総務費は、地域おこし協力隊事業の増加や定額減税調整給付金事業等のため、前年度に対し6855万円の増額となりました。
商工費ではゲレンデ整備車の購入等により前年度から3359万円の増額となりました。
教育費については、学校給食の調理業務等委託費の増や小学校プール改修の実施により3188万円の増となりました
災害復旧費は令和6年7月の大雨災害に係る事業により4095万円の増額となりました。

●基金
財政調整基金は、2億4200万円を取り崩し、4億4200万円を積み立て、減債基金は1000万円を積み立てました。その他特定目的基金では、地域福祉基金、さわやかなるせ仙人の郷基金や森林環境譲与税基金などで3929万円を取り崩し、8234万円を積み立てました。
これら基金における令和6年度末残高は、総額23億6875万円となっており、前年度に対し2億5306万円の増額となりました。

■主な事業と決算(1,000万円以上)

■健全化判断比率
・実質赤字比率…該当なし
・連結実質赤字比率…該当なし
・実質公債費比率…11.5%(25.0%)
・将来負担比率…該当なし(350.0%)
※()は国が示す早期健全化基準
資金不足比率　該当なし