- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県東成瀬村
- 広報紙名 : 広報ひがしなるせ 令和7年10月号
■文化講演会〈秋田県人会〉…テーマ「稲庭うどんでつながる秋田の絆」
首都圏「秋田県人会連合会」主催の文化講演会が、9月23日(火)午後3時から、東京・千代田区アルカディア市ヶ谷に於いて開催された。
講演会テーマの如く、講演者は、株式会社YOSUKEホールディングス代表取締役兼CEO八代・佐藤養助氏。
今年1月に八代目を襲名したその責任の重さを、しっかりと次世代へ引き継ぐ決意のこもる内容であった。
講演会は映像(歴代佐藤養助の軌跡)から始まり、創業165年の歴史を「歴代佐藤養助氏」に投影。代々伝えられてきた「稲庭うどん」の伝統が、視覚的にとてもわかりやすく理解することができた。
映像が終わると、その視覚の余韻が残る中、八代佐藤養助氏が演壇に登場。「ここからは私の声で」と口を開くと、会場はどっと笑いに包まれた。終始「郷土」を意識させる話し方が聞き手の関心を惹きつけていた。
社員を大切にする。歴史・伝統を大切にする。地域に貢献する。この3つを社長就任時に自らに課した言葉であると言う。講演は3つの言葉から滑り出した。そして、何事にも感謝の気持ちを持ちながら。明るく元気に。前向きな考え方で行動しようと。経営理念も3つの言葉を強調する。さらに「八方良し」を説き明かすと、人(職人)と物(商品)を大事に「焦らず・驕らず・諦めず」をモットーに、日々挑戦であると笑顔を見せる。時折のぞく雄勝の方言が、会場をとても和やかにしてくれているように感じた。
日本三大うどんと呼ばれる稲庭うどん。湯沢市稲庭町(旧稲庭町)は発祥地として広く知られている。その地区に稲庭うどんの製造会社が18社(秋田県稲庭うどん協同組合HPから)もあるという。
稲庭うどんと言えば「佐藤養助商店」が即座に浮かぶ。
贈答用に良く使わせてもらう稲庭うどん。その製造元が「稲庭地区」にこれだけ多くあるとは。「稲庭うどんの本場ゆえに、何も驚くべきことではない」と言われそうであるが、その数には少なからぬ驚きがある。
同じ「雄勝の郷」でありながら、ほとんど行く機会がなかった稲庭。それでも何度か訪れた記憶がある。その記憶をたぐり寄せようとしてはみるものの…。もう歳には勝てなくなっているようである。
帰省の折には「稲庭うどんの郷」を訪れてみたい。
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