文化 西川町史資料第33号【入間村文書】を刊行!

■入間地区の歴史を知ることができる貴重な一冊!
この度、町の歴史に関する研究の成果をまとめた西川町史資料第33号『入間村文書』が刊行されました。
今回の資料の基となった「入間文書」は、入間村本郷の旧名主である入間清右衛門家で保存されていたもので、現在、原本が税務大学の租税資料室に移管されているものです。
今回の資料編集にあたっては、郷土史調査委員清野幸夫氏が西川町歴史文化資料館に保管されている膨大な資料の複写を解読し、取りまとめました。
この中で取り上げられている「道中手扣(どうちゅうてびかえ) 伊勢参宮道中記」は入間家24代の頼之氏が記録し、西川町に残存する最古のもので、各地の名所や名物などがガイドブックのように詳細に記されており、当時の人々の旅の様子を伺い知ることができます。
また、資料の中では枝郷である小山地区についても触れており、広範囲に広がっていた当時の地区の様子を伺い知ることができます。
町がこれまで刊行してきた町史資料などは歴史文化資料館で購入することができます。
※下表のとおりです。
町内各地区の歴史を紐解く貴重な資料をぜひこの機会に!

■町史資料刊行に寄せて
刊行にあたりご協力をいただいた皆さんに感謝申し上げます。多くの方が入間地区のルーツや人々の暮らしの様子に思いを巡らせ、郷土の歴史に関心を持つきっかけとなれば幸いです。
郷土史調査委員 清野幸夫

■西川町歴史文化資料館で購入可能な町史資料一覧