- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県飯豊町
- 広報紙名 : 広報いいで 2025年7月号
健康ikiiki+では、町健康福祉センター(町健康福祉課・町国民健康保険診療所)から、季節ごとに旬な話題をお届けし、町民の皆さんの健康づくりを応援します。
◆今月のテーマ こどもの歯は家族全員で守ろう!
◇子どもの歯はむし歯になりやすい
乳歯や生えて間もない永久歯は表面の層が薄いため、むし歯の進行が早いです。乳歯がむし歯になると永久歯もむし歯になりやすくなり、歯の生え変わりや歯並びなどにも影響を及ぼします。小さいお子さんはじっとしていられないため、歯の治療はとても大変になります。大切なお子さんがむし歯で辛い思いをしないように、家族全員でお子さんの歯を守りましょう。
◇むし歯を予防するには
・食べたら磨く習慣を親子でつける
1日3回、朝の歯磨きも大事です。
・定期的に歯医者で歯の清掃とフッ素塗布をする
フッ素は歯を強くしてくれます。
・鼻づまりを放置しない
口呼吸をしていると口の中が乾燥し、汚れを洗い流す唾液の作用が弱まります。続くようなら医師へ相談を。
・お菓子や甘い飲み物をだらだら与えない
糖分が常に口の中にあると、むし歯ができやすくなります。スポーツドリンクやイオン飲料水は糖分が多く、酸性で歯が溶けやすいので、体調不良や脱水の時だけにし、普段はフッ素は歯を強くしてくれます。水か麦茶を飲ませましょう。
・大人と同じスプーンで食べさせない
むし歯菌は唾液を通じて大人から子どもへうつります。
◇おやつ
おやつは、栄養が取れて味が薄く、添加物が少ないものを与えましょう。砂糖が多く、歯にくっつきやすいものは避けましょう。また、おやつを食べた後は水で口をすすぎましょう。
おすすめのもの:おにぎり、せんべい、果物や野菜を使ったもの、ヨーグルトなどの乳製品
ひかえたいもの:チョコレート、あめ、グミ、スナック菓子、アイス、甘い飲み物
◆町の幼児歯科健診
町では、1歳~3歳3カ月のお子さんを対象に3カ月ごとに無料で「幼児歯科健診」を実施しています。お子さんに合ったブラッシングの指導やフッ素塗布も行っていますので、かかりつけ歯科医がない方はぜひ受診ください。
日程:8月21日(木)、11月13日(木)、令和8年2月19日(木)
※詳細は本紙15ページの8月の保健を確認してください
問合せ先:町健康福祉課子ども家庭健康室
【電話】86-2338