- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県国見町
- 広報紙名 : 広報くにみ 令和7年8月号
■「できた」の瞬間を支える人に―佐藤寧音(さとうねね)さん(県北中3年)
将来の夢は、まだはっきりと決まっていませんが、学校の先生や幼稚園の先生のように、なにかを教える立場の仕事に就きたいと思っています。きっかけは、小学2年生から続けているソフトテニスです。最初は全然うまくいかなくてつらい時期もありました。でも、コーチから丁寧に教えてもらって、できなかったことが少しずつできるようになり、自分の成長を感じられて楽しいと思えるようになりました。中学ではソフトテニス部の部長をしていて、後輩やチームメイトに教えることが多くありました。自分の教えたことがちゃんと伝わって、相手ができるようになったときは、自分のこと以上にうれしかったです。そういう経験から「教えるっていいな」と思うようなりました。
中体連が終わり部活動は一区切りしたので、今は高校受験に向けて苦手教科を中心に勉強時間を増やしています。高校でもソフトテニスを続ける予定なので、受験勉強の合間に、週2回くらいは体力維持もかねて練習を続けています。また、10月にある校内合唱コンクールでは、クラスのピアノ伴奏を任されているので、その練習にも力を入れています。中学最後の行事なので、クラスみんなで力を合わせて、一番いい賞を目指したいです。
私は優柔不断なところがあるので、自分の考えをしっかり持ち、相手の気持ちや考えを大切にしながら、自分の意見も伝えられる大人になりたいです。これからもいろんなことに挑戦して、自分に合った進路を見つけていけたらと思います。そして、いつか人の成長を支えられるような存在になれたらうれしいです。