イベント 忘れられない、夏の思い出。夏の音色に包まれる笑顔の輪。令和7年国見夏まつり

毎年8月の第1土曜日に開催される「国見夏まつり」。今年も夏の風物詩として、8月2日に観月台文化センターで開催されました。今年から会場を道の駅国見あつかしの郷から移し、6年ぶりに観月台文化センターでの開催となりました。当日は雨が降ったり止んだりの不安定な天気でしたが、町内外から多くの来場者が訪れ、会場は終日大いに賑わいました。
特設ステージでは、国見YOSAKOIやももたんスポーツクラブによる華やかなダンスパフォーマンス、音楽ライブや舟山恵美子さんの歌謡ステージ、大道芸など、多彩な催しが繰り広げられました。さらに、豪華賞品が当たる大抽選会では、多くの人が景品を手にし、大きな歓声が響き渡りました。
会場には、かき氷や焼きそば、射的やスーパーボールすくいなどの露店も立ち並び、子どもから大人まで笑顔が行き交う活気あふれる空間となりました。子どもたちには、パトカーや消防車といった「はたらく車展示」が人気で、親子で乗車体験や記念撮影を楽しむ姿が見られました。
そして今年は、6年ぶりに盆踊りが復活。一般参加者のほか、人気漫画のキャラクターに扮した参加者など、趣向を凝らした仮装盆踊りも行われました。大阪府など遠方からの参加もあり、世代や地域を超えて一緒に輪を作る光景に、会場全体が温かい一体感に包まれました。
フィナーレを飾ったのは、夜空を彩る仕掛け花火。色とりどりの光が会場を照らし、来場者の心に夏の思い出を刻みました。
町内外から多くの人々が訪れた「国見夏まつり」。国見町商工会や地元事業者などで構成する実行委員会が中心となり、町全体で作り上げたこの祭りには、「人を楽しませたい、国見を盛り上げたい」という強い地元愛が込められています。訪れた人々にとって、忘れられないふるさとの記憶として心に残る一日となりました。