しごと きらりとちぎ人

学校薬剤師
有限会社 山中薬局 代表取締役 管理薬剤師
山中(やまなか) 好夫(よしお)さん
西方中学校、西方小学校、真名子小学校の学校薬剤師を務め、このたび市政功労表彰を受賞された山中さんにお話を伺いました。

■学校薬剤師の仕事とは?
学校薬剤師の仕事について山中さんは「学校で子どもたちが安全で健康な生活をおくれるよう、学校の環境衛生についてアドバイスすることです」と教えてくれました。保健室の薬品管理や養護教諭へのアドバイス、飲料水・プールの水質検査や教室の照度(明るさ)に関することまで、子どもたちが学ぶための環境を多岐にわたって支えています。
「教室の二酸化炭素濃度を計測する際などは、授業の時間を少しお借りして、なぜ計測が必要なのか、濃度が高くなると人体にどのような悪影響が現れるのかを説明しています。そのタイミングで説明を受けると、子どもたちも理解しやすいと思うんですよね」と話します。
さらに山中さんは小中学校で開催される『薬物乱用防止教室』でも講師を務め、薬の適正な使用や違法薬物の恐ろしさを伝えています。「子どもたちが眠くならないように、動画や画像を使って興味を持ってもらえるように工夫しています。おかげでパソコンにも詳しくなりましたよ」と笑顔で話します。

■地域に頼りにされる薬剤師
薬剤師を志したきっかけを尋ねると、「父も薬剤師だったのですが、夜中に体調を崩した方からの電話に、薬を届けるなど、地域に頼りにされる父の姿を見て育ったので、同じ道を歩もうと思ったのは、ごく自然な流れでしたね」と振り返ります。

■職業病は薬では治りません
薬剤の分量を正確に計り、薬を調合するという職業柄でしょうか。「たまに料理をするときも、レシピの分量どおりに忠実に作るのですが、そうすると、きっちり人数分の料理が完成してしまって、家族からの『おかわり』に対応できないことがあるんです(笑)。レシピどおりに作ってしまうのも職業病かもしれませんね」と笑顔で話してくれました。