くらし 第12回 まっちゃんコラム

鹿沼市長
松井　正一

お陰様で、市長就任1年を迎えました。「ふるさと鹿沼を良くしたい」一心で、全力で走って参りました。大変温かいご支援をいただき心から感謝いたします。
さて、去る5月14日、全国市長会関東支部総会が山梨県富士吉田市で開催され、私も参加してまいりました。新任市区長代表挨拶に臨んだ他、帰庁後には今後の交流を期待し、名刺交換をした17名の首長に礼状と森林認証材で出来た「いちごのコースター」をお送りして、大変好評をいただきました。
また現地では、行政視察も行いました。人口4万6千人の富士吉田市が全国第6位のふるさと納税額100億円超えを達成出来た裏側を、「株式会社ふじよしだまちづくり公社」で学ばせていただきました。返礼品に、地元小学生が書いた絵をプリントした礼状や返礼品事業者紹介カード等を同封し、市の魅力を発信。返礼品も数多く取り入れ、返礼品を扱う事業者とも密接に繋がる工夫をしていました。さらにこれらの取り組みは、市民の皆様にオープンで、広報紙等を通じて、寄付をどのように使ったのか等の情報公開も行っていました。
鹿沼市のふるさと納税も今後パワーアップを図りたいと思っています。そのためにも、先進地に学びつつ、ふるさと納税の理念をまとめ、市役所全体で「稼ぐ」という感覚を宿らせ、市民の皆様と共に頑張っていきたいと思います。
(令和7年6月6日　記)