くらし 専門職によるリレーコラム さくらスマイルゼミ

■今月の特集
「手話言語条例」を制定しました

▽伝わると嬉しい
手話は手の形や位置、動き、表情を使って表現する言語です。市では手話が言語であることの理解や、聴覚に障がいのある方が困ることなく意思疎通ができ、お互いに尊重し合いながら暮らすことのできる社会をめざし、令和7年4月に条例を施行しました。

▽聴覚に障がいがある方の困り事
・呼ばれても気づかない:音による情報が得づらい
・周囲の状況が分かりにくい:車のクラクションなどの危険を察知しづらい
・外見ではわからない:周囲から障がいがあるか分からないため誤解される場合がある

▽どんな支援があるの
・手話奉仕員を養成する講座を開催し、手話を学ぶ機会を提供
・日常生活に必要な手続きがスムーズにできるよう手話通訳者を派遣
・ホームページや広報紙等で手話の普及啓発

福祉課には障がい者とその家族の相談に対応する専門の相談員がいます。お気軽にご相談ください。

執筆:基幹相談支援センター相談員 高野・西村

問合先:福祉課
【電話】681-1161