くらし 市長コラム しんげの一言メッセージ

■令和7年度県民の日記念式典に参加して
毎年11月14日は私たち埼玉県民が県の歴史や風土を知り、先人の偉業をしのびながら郷土への愛着を深める「県民の日」です。昨年のこの日も、さいたま市の埼玉会館で記念式典が開催され、さまざまな分野で永年の功績があった方や、住みよい地域づくりに寄与した個人・団体へ、それぞれ大野県知事から功労者表彰とシラコバト賞受賞者表彰が行われました。あわせて、小中学生の「県民の日記念作文コンクール」の入賞・受賞者表彰と最優秀賞受賞者による作文の朗読も行われました。
本庄市からも多くの方がたが表彰の栄に浴されました。おめでとうございます。中でもうれしかったのは、本庄南中学校3年、倉林怜央君の作文「未来へつなぐ埼玉の精神」が最優秀賞を受賞し、当日、倉林君が壇上で作文を朗読したことです。
作文は、倉林君が参加した、市内男堀川の環境保全活動の紹介から始まりました。地道で、すぐに結果がでない活動です。続いて、倉林君は学校の教室に掲げられている塙保己一の遺した言葉「世のため後のため」と、群書類従の編纂とそれを版木に残して世に伝えた保己一の生涯を紹介しました。そして川の環境保全活動も、まさに「世のため後のため」であり「塙保己一はじめ埼玉の先人の精神を、これからも受け継いで頑張っていく」と力強く語り、あわせて県全体そして全国に、この「世のため後のため」の精神が広がってほしいと訴えてくれたのです。
私は大変誇らしく思いました。倉林君の受賞はもちろん、地道な清掃活動への取組のこともうれしかったです。さらに本庄市のこどもたちが小中9年間をかけて塙保己一を学んでいること、そのことが今回の作文の最優秀賞受賞と式典での発表で全県下に知られることになった意義も非常に大きいと感じました。倉林君をはじめ、多くの学校関係者の皆さまに敬意と感謝を申し上げます。
改めて、県民の日において表彰された市民の皆さまにお祝いを申し上げますとともに、よりよい郷土づくりのため益々のご活躍を心からお祈りいたします。おめでとうございます。

本庄市長 吉田信解