くらし しきボラねっとがスタートしました! ~支え合い・助け合いのまちへ~

市では、少子高齢化が深刻化する中で、誰もが安心して生きがいを感じながら住み続けられるよう、市民力を発揮できる仕組みの構築を目指しています。
今月は、高齢者の助け合いを推進する「しきボラねっと」についてお伝えします。

■支え合い・助け合い「しきボラねっと」
地域の高齢者同士が日常生活でのちょっとした困りごとを解決するため、手助けを受けたい人と手助けのボランティア活動をする人をつなぐことで、地域での助け合いの輪を広げる事業です。
困ったときは、お互いさまの気持ちで関わりを持つことで、安心して自分らしくいきいきと暮らせる地域づくりを目指します。
対象:市内在住のおおむね65歳以上の人
*状況により活動・利用対象外となる場合があります。

■ちょっとした手助けってどんなこと?
30分以内でできるような簡単な作業などをちょっとした手助けとします。
介護保険サービスなどの専門的な介助や支援、本人が不在時の手助けなどは対象外となります。
手助けの例:
・ポストの確認や郵便物の仕分け
・書類作成のお手伝い
・植木の水やり
・買い物の荷物運びのお手伝い
・話し相手
・囲碁や将棋などの相手
・予定の声かけ
・ごみ出し

■しきボラねっと助け合いポイント
ちょっとした手助けをすると「しきボラねっと助け合いポイント」が付与されます。
1回の活動につき1ポイント、1か月に20ポイントまで、累積期間中に、最大180ポイントまで貯められます。10ポイントごとに500円分のお買物券と交換でき、お買物券は志木市商工会加盟店舗で利用できます。

■コーディネーターがサポートします
手助けを受けたい人としたい人をつなぐサポートを行っています。はじめて利用する際は、コーディネーターがいっしょにご自宅を訪問します。ボランティア活動に特別な資格や技術は必要ありません。日常の中で「これなら手伝える」「少し手を貸してほしい」と思うことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

■ロゴマークが決定しました!
制作者:山木太智(やまきたいち)さん(高校1年生)
作品の説明:ShikiVolunteerNetworkの頭文字で健康長寿の象徴であるどんぐりを表現しました(どんぐりをかたどった線がS、目の部分にVとNが描かれています)。頭に描いたハートは、みんなの助け合う心がどんぐりのように大きな木へと成長する希望を込めています。

■利用の流れ

■活動者と利用者の声
□喜んでもらえることがやりがいです(活動者:川道(かわみち)さん、白井(しらい)さん)
ちょっとした手助けで助かる人がいて、喜んでもらえることは自分たちも嬉しいし、次はこれもやってあげられたらいいなという気持ちにもなりますね。ボランティアだからという気軽さもあり楽しく活動ができます。今後も地域で活動できる人が増えると良いですね。

□ちょっとした手助けでも、とても助かります(利用者:宮原(みやはら)さん)植木の水やりと落ち葉掃きをお願いしました。持病があり自分でやるのは難しく、少し離れた場所に住んでいる子どもにも定期的に頼むことはできません。地域の人にやっていただき、本当に助かり、ありがたいです。顔をあわせてお喋(しゃべ)りできるのも楽しみになりそうです。

問合せ:長寿応援課
【電話】048-473-1395