文化 れきしてらす通信 mini

■〔コラム〕道端の石造物(地蔵菩薩) 地蔵菩薩は、平安時代中期以降に広く信仰されるようになりました。近世になると、病気平癒などあらゆる願いをかなえてくれる仏として信仰されました。
像形は、右手に錫杖、左手に宝珠を持つ姿や合掌像が多く存在しています。
道場二丁目にある地蔵菩薩の台座・台石正面には、「宝永八辛卯天」の年号、片山10か村のうちの一つである「十二天村」の名が刻まれています。この村が当時に存在していた証となる貴重な資料の一つです。
こうした石造物に刻まれた文字は、古文書や古記録が残っていない場合に、欠かせない資料となります。
皆さんの近くにある石造物には、どんな文字が刻まれているでしょうか。

■「片山村150周年記念展」
関連イベント・片山歴史散歩
日時:6月27日(金)、午前10時~
正午〔小雨決行・荒天中止〕
集合場所:畑中公民館
定員:20名・抽選
内容:片山地区の石造物の紹介
※当日は歩きやすい服装でご参加ください(解散は法臺寺)。
講師:市学芸員
申込み:6月15日(日)までに電子申請で

■国登録有形文化財
「睡足軒」建物ガイド
日時:6月15日(日)、◯午前11時から、◯午後2時から(各30分程度)
場所:睡足軒の森「睡足軒」
定員:各20名・当日受付順
内容:睡足軒の内部を解説付きで公開
講師:市学芸員

問合せ:歴史民俗資料館
【電話】048-481-0177
開館時間…午前9時~午後5時
※6月の休館日は、毎週月曜日、27日(金)