健康 健康日本21幸手計画(第4次)

■禁煙にチャレンジ!
◇5月31日から6月6日までは「禁煙週間」です。
喫煙は、自分だけでなく周りの人の健康にも影響を与えます。この機会に禁煙に取り組んでみませんか?

◇喫煙による健康影響
喫煙はがんをはじめ、脳卒中や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、歯周病など多くの病気と関係しています。また、たばこから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、多くの有害物質が含まれており、周囲の人へも悪影響を与えます。

◇禁煙の効果
禁煙には、健康上のメリットが多くあります。禁煙をすることで、さまざまながんや心筋梗塞などの病気のリスクが大幅に下がったり、心拍数と血圧が低下したりします。また、禁煙から約1年で咳や息切れが減り、10年後には肺がんの発症リスクが喫煙者の約半分に下がることが分かっています。

◇禁煙のコツ
(1)禁煙への意欲を高める
禁煙の開始日をカレンダーにつけたり、禁煙したい理由を書き出したり、宣言書を作り見やすい場所に貼ったりすることで、禁煙を意識できるようにします。
(2)吸いたい気持ちの対処法を考える
禁煙をするとニコチン漬けになっていた身体の中からニコチンが抜けだすため、たばこが吸いたくなったり、イライラや落ちつかないなどの気持ちになったりします。この症状を禁煙の離脱症状といいます。この症状は、禁煙から2~3日をピークに、2週間程度で消えます。事前に、対処法を考えておきましょう。
例えば、食後に吸いたくなったら歯みがきをしたり、出勤時の車内で吸いたくなったら大声で歌ったりするなど、自分なりの対処方法を事前に考えておくことで、気持ちをコントロールすることができます。
(3)自分の力だけで頑張ろうとしない
禁煙を一人で実行するのはなかなか難しいことです。薬局などで購入できるニコチンガムなどの禁煙補助薬は、自分の力だけで禁煙するよりも楽に禁煙ができます。
また、健康増進課では、禁煙に関する相談にのっています。お気軽にご相談ください。一緒に禁煙に取り組んでいきましょう。