- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県千葉市
- 広報紙名 : ちば市政だより 令和7年10月号
■十二、「ちばげい」~アートを通じて、豊かな未来へ
秋分を過ぎ、日ごと秋の夜長を感じるようになってきました。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋…皆さんはどのような秋をお過ごしでしょうか。
都会と自然が共存する千葉市が舞台となり、「ちから、ひらく。」をコンセプトに、市民参加を大切にするアートの祭典として、千葉国際芸術祭2025(ちばげい)が開催されています。
「ちばげい」は、千葉開府900年記念のシンボル事業に位置付けられており、より豊かな50年後、100年後の未来を実現していくためのレガシーの1つとして、今後もトリエンナーレ(3年に1度開催される芸術祭)として継続開催されていきます。イベントへの参加をきっかけに、アートや地域の魅力に気づき、親しんでいただきながら、郷土への誇りと愛着を育み、アートを通じて新たな交流や地域のつながりが生まれることを目指しています。
市内各所で37のアートプロジェクトを展開しており、さまざまな場所で、アートをより気軽に体験できる機会を創り出しています。ワークショップやイベントへの参加、アート鑑賞はもちろんですが、自身の作品・パフォーマンスの発表やアート素材の提供、ボランティアとしての参加など、芸術祭への関わり方はさまざまです。
千葉開府900年を記念し、今年度の鑑賞料は無料です。さまざまな秋の楽しみ方がありますが、今年はやはり芸術の秋!として、ぜひこの機会にアートプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか?ひと・こと・ものとの新しい出会いの先に、より豊かな未来が待っているかもしれません。