- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県多古町
- 広報紙名 : 広報たこ 令和7年5月号
3月15日(土)、多古町在住の小学4~6年生・中学生を対象に多古町航空教育推進協議会主催のヘリクルージングand成田空港スペシャルバスツアーが行われました。数人ずつヘリコプターに乗り、約8分間の空の旅を満喫。町内の家々や道路、学校やスーパーなど普段の生活で訪れるたくさんの場所や建物が小さく見え、地上からは見ることのできない素晴らしい景色が広がっていました。成田空港や建設中の圏央道多古インターチェンジなども見え、空港との距離の近さや変わりゆく町の様子を知ることができました。
ヘリクルージングの後は、芝山町の航空科学博物館で飛行機に関する展示を見学。成田空港を再現した模型の展示では、多古町と空港の位置関係がよく分かりました。その後、成田空港内に移動。普段は入ることが難しいランプセントラルタワーや航空機が駐機、給油、整備、乗客の乗降、貨物の積み下ろしなどを行うための専用区域(エプロンエリア)の周辺などを見学し、飛行機やその周りで動く車両などを間近で見ることができました。最後に空港内の消防西分遣所で消防設備の見学や放水体験、防火服の試着体験などを行い、空の安全を守るたくさんの仕事があることを学びました。
主催者代表で、長年航空業界に携わってきた久保正祐さんは「今回の経験が、子どもたちにとって身近にある空の仕事に興味を持ち、成田空港で働きたいと思うきっかけになってくれればうれしい。それが多古町の発展にもつながると思います」と笑顔で話しました。子どもたちが将来、成田空港の仕事に興味を持ち、地域の担い手となってくれることを期待します。
■スペシャルツアー報告会
当日参加できなかった皆さんへの説明を兼ねて、スペシャルツアー報告会を5月4日(日)午後2時からコミュニティプラザ1階会議室で行います。これから空港に行ってみたい子どもたちもウエルカムです。
ぜひご参加ください!