- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都文京区
- 広報紙名 : 区報ぶんきょう 2026年1月1日号
■作成した条例(じょうれい)前文(案)を区長へ
作成した条例(じょうれい)の前文案をこどもたちが一人ずつ読み上げ、区長に手渡しました。
■こどもの権利推進(けんりすいしん)リーダー会議
昨年1~10月にかけて会議を7回行いました。こどもの権利(けんり)の理解(りかい)を深めてから、グループでの活発な意見交換(こうかん)や発表を行い、前文案を作成しました。
▼リーダーの掟(おきて)(会議でのマナーとルール)
一つ 恥(は)ずかしがらず、積極的に意見を言おう
一つ 他の人の意見は、さえぎらず、否定(ひてい)せず、しっかりと聴(き)こう
一つ ここで聞いたことは、ここだけの秘密(ひみつ)にする
※対談はリーダー会議と同じようにニックネームで呼び合いました。
※対談内容(ないよう)は話し言葉ですが、紙面の都合で少し言い回しを変(か)えたり、一部を省いています。
区長:区民の皆(みな)さん、新年明けましておめでとうございます。昨年は夏の猛暑(もうしょ)や物価高など、色々なことがあった1年でした。今年こそ平和な1年にしたいと思います。
司会:今日はスタジオに「(仮称(かしょう))文京区こどもの権利(けんり)に関する条例(じょうれい)」の前文作りに携(たずさ)わったこどもたちをお招(まね)きしています。
区長:今回はこどもについての条例(じょうれい)なので、こどもたちの生の声がしっかり反映(はんえい)される、当事者であるこどもたち自身が考えてもらうということが大切、こどものことはこどもが一番知っているということで、こどもたちなしには決めることができないと思いました。
条(じょう)文は、色々なことを私(わたし)たちが考えて作りますけども、前文に、中・高生たちを中心に生の声を反映(はんえい)させたいと思いこの取組が決まりました。
■前半のリーダー会議の様子
司会:リーダー会議は全部で7回あったと伺うかがっています。前半の3回はこどもの権利(けんり)や条例(じょうれい)についての理解(りかい)を深めるものだということで、どうやって条例(じょうれい)や権利(けんり)を学んでいったのか、会議の様子を教えてください。
ゆいな:こどもの権利(けんり)が守られていないと感じたことがあるかや、こどもの権利(けんり)を守るために私(わたし)たちはどうしたらいいのかを話し合ったり、こどもの権利条例(けんりじょうれい)を制定(せいてい)した他の自治体の条例(じょうれい)前文を読んで感想を交換(こうかん)したりして、とても有意義(ゆういぎ)な時間にできたと思います。
司会:皆(みな)さんは7回も会議があったということで、段階(だんかい)を経(へ)て、どんどん発言ができるようになっていったり、そういった学びもあったのではないでしょうか?
しーさん:最初は素直(すなお)な気持ちを言い出せない部分が多かったけれども、文字にすることだったら自分の素直(すなお)な気持ちを書けるというのがあったので、付箋(ふせん)を活用した意見交換(こうかん)がすごくうれしかったです。実際(じっさい)に発表したときもみんなが否定(ひてい)せずに共感してくれた場面がとてもありがたかったと思っています。
■後半のリーダー会議の様子
司会:後半3回のリーダー会議は、いよいよ前文の作成に向けての活動がスタートしたということですけども、その作業が1番難(むずか)しかったのかなと思いますが、その辺りはいかがでしたか?
なお:「リーダーの声シート」というのをみんなで書き出して、現状(げんじょう)とこれから望むことを1回書き出すことで、目指す先がより明確(めいかく)になる作業だったなと感じています。
ひなた:第4回の会議で文章を考え始めた段階(だんかい)から、すでに参加者の人たちは言葉についてかなり思い入れを持っていて、こういう言葉じゃないと自分の言いたいことは伝わらないとか、この言い方だと誤解(ごかい)を生むんじゃないかということを、最後の最後まで確認(かくにん)して意見を出し合っていたので、とても良いものになったんじゃないかと思います。
区長:この条例(じょうれい)の前文をこどもたちだけで作ると伝えられたとき、どう思いましたか?
なお:私(わたし)はこどもたちが作る言葉を条例(じょうれい)の中に入れていいのかという不安があったんですけど、こどもたちの言葉だからこそ伝わるものがあるのではないかと考え、気合を入れて作ってみました。
ひなた:こどもの権利(けんり)についてのお話をいただいたときから、「条例(じょうれい)を作れるんだ、ワクワク」といったかなり楽しみな気持ちが強かったんですけど、だんだん作業が進んでいくと、やっぱりこの一言一言に僕(ぼく)たちこどもの意見を載(の)せないといけない、こどもというのは僕(ぼく)たちだけではなく他にもいっぱいいるので、他のこどもの声をちゃんと伝えるにはどうしたらいいかを考え、責任(せきにん)も感じるようになりました。
区長:すばらしいですね。リーダーからの要望で完成した前文案について区議会議員との意見交換(こうかん)会を行ったそうですね。大人の代表として議員さんたちと色々な意見交換(こうかん)をする中で、こどもたちが自分たちで前文をもっと良くしていく作業があって、より良いものになってうれしいなと思います。
